共通テストで政治経済について何から勉強したらいいかわからない。
政経にあまり勉強時間をかけられない。
政経が苦手な人も、政経あまり勉強していない初心者も、楽して90点越えを目指したいですよね。
そんな共通テストしか政経を利用しない人のために、政経の勉強法と参考書について紹介します。
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共通テスト政治経済の勉強法
共通テストの政治経済
共通テストでは、グラフの読み取り、裁判例の読解、など解答に時間のかかる問題が多いです。
「知識」はあくまで問題を解く手段にすぎず、用語の意味をどれだけ理解しているかが問われます。
政経の用語知識は細かく問われないですが、「一問一答」の暗記だけで9割とるのは不可能です。
普段から時事問題に関心がないと、問題を解く手ごたえを感じられないかもしれません。
- 暗記だけで9割は不可能
- 文章・グラフを読む力が試される
- 時事問題に関心を持つ
共通テストの地歴公民は、脱暗記と読解力重視の流れが今後も続くでしょう。
政治経済の勉強法
とはいっても、政経の勉強はどうしても優先順位が低くなります。
問題集を買う、暗記をするなどは、なるべくコスパ最強にしたいですよね。
本を読むのは、次の順序がおすすめです。
- マンガでわかりやすく説明したもの
- うすくて専門用語が少ない入門書
- 専門家の評価も高い入門書
これは社会人になっても、スキルアップや資格の勉強などで役立ちます。
初心者や政治・経済に興味が持てない人ほど、この順番がおすすめです。
ただし、マンガを読んですべてわかったつもりにならないでくださいね。
コスパ最強の勉強法はー
- 基礎固めの問題集は1冊に絞る
- 疑問はすぐ調べる
- 解説をよく読む
教科書の文章がよくわからない場合、参考書や資料集を辞書の代わりに使いましょう。
政治経済の楽して9割取る参考書
政治経済に興味を持つ
『大学入試マンガで政治・経済が面白いほどわかる本』は、政経の初心者におすすめです。
著者の蔭山克秀は、公民のわかりやすい解説で定評のある代ゼミ講師。
マンガの政経入門書は、『政治・経済 パワーアップ版(別冊つき) (新マンガゼミナール)』があります。
蔭山版はオールカラーなのに対し、学研版はほぼ白黒で300円ほど安いです。
どちらを読むかはお好みですが、マンガはあくまで興味を持つ入口と考えてください。
高校生にはまだなじみが薄い政治と経済の話ですが、就職すればダイレクトにみなさまの生活に関わってきます。
お金や社会保障など、勉強を始めるチャンスにしてください。
教科書をかみ砕いた参考書
マンガの次は、教科書をかみ砕いた参考書です。
『蔭山の共通テスト政治・経済 (大学受験Nシリーズ)』は政経の勉強をはじめた人向け。
なるべく専門的な難しい言葉をさけて書かれているので、わかりやすいと思われます。
他、同じレベルの参考書には、『畠山のスパっとわかる政治・経済爽快講義 改訂第6版』も。
すべて読む必要はないので、『完全マスター政経問題集』で解らなかったところだけ読む程度で十分です。
基礎固めの問題集
基礎固めにおすすめなのが、『完全MASTER 政経問題集 大学入学共通テスト 最新版』です。
この1冊で教科書内容の復習から共通テストのレベルまで対応できます。
この問題集と教科書・資料集があれば、他の参考書類は買わなくても対策できます。
最低限の用語をまとめられ、選択問題、正誤問題が充実しています。
ただし政経にまったくなじみがない人には、キツイかもしれません。
共通テストの対策
共通テストの対策問題は、各出版社から出ています。
『短期攻略 大学入学共通テスト 政治・経済 (駿台受験シリーズ)』は比較的に問題数が多めです。
共通テスト対策と銘打ちながら、教科書内容を赤字でまとめただけのものもあります。
「一問一答」で伸び悩んだ人には、そのような参考書が役に立ちます。
グラフや文章を読む問題は必ず出題されるので、それに応じた練習をしましょう。
共通テストの社会科は、「一問一答」のような暗記力よりも国語力や応用力が試されます。
ですので、実戦問題等は必ず解説をしっかり読んで理解しておきましょう。
おすすめしない参考書
以下のものはおすすめしません。
ハイスコアの社会科シリーズは、暗記集に止まっています。
このシリーズは問題が少ないです。
他、おすすめしないものはー
- 一問一答
- 出版から3年以上経つ参考書
政経は時事問題など最新の内容を扱うので、出版年がいつのものかチェックが必要です。
たまに新刊を扱う書店でも、5年以上前の参考書がおいていることがあります。
アマゾンや楽天市場でも、出版年を必ずチェックしましょう。
政経以外の社会科の勉強法については、こちらをご覧ください。