小学校英語のデメリット5選!家庭でできる対策は?

小学校英語のデメリット 小学校 英語

2020年度から小学5,6年生の英語が教科 に変わりました。
4年生までが英語活動なのに対して、5年生から教科に変わり、2年間で約600語の英単語を学習します。

この急激な詰め込みに、多くの保護者が不安に感じるはず。
そこで、英語学習に起きると予想される5つのデメリットと家庭でできる対策をご紹介します。

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小学校英語のデメリット5選

正しい発音が身につかない

英語の授業では、学級担任のほか専科指導あるいはネイティブの先生とチームティーチングで指導しています。
ところが多くの学校では、アメリカやイギリスの標準的な英語からかけ離れたカタカナ英語を教え、適切な発音指導まで手がまわっていません。

従来の英語教育だけではコミュニケーションで使える英語が十分身につかない、という問題があります。
海外でよく「日本人の話す英語は何を言っているのかわからない」という声が少なくありません。
また海外ドラマのセリフも多くは中学生で習う単語と文法ですが、字幕があっても聞き取れないことありませんか。
多くの日本人の話す英語は、日本人の間でしか通じないことが問題なのです!

2020年度以降の学習指導要領では、高校までの授業を通じて英語で自分を表現することを目標にしたはずです。
そもそもカタカナ英語は標準的な英語からかけ離れています。
日本語と英語では根本的な発音の仕組みがまったく別物です。
この音の違いとスペルとの関係性を理解するには、たくさんの練習量が欠かせません。

一般に外国語を耳で習得できるのは9歳までと言われています。
(ただし、大人でも外国語の発音とリスニングはじゅうぶん習得できます!)
小学生の柔軟な耳に、大人のカタカナ英語がチューニングされてしまうのです!

単語が覚えられない

3,4年生までの英語は「聞く」・「話す」活動がメインで、テストをして成績がつくことありません。
ところが5年生以降、英語は国語・算数などの教科と同様にテストがあり、成績がつきます。

5年生以降は算数・国語などの教科が難しくなる時期です。
5年生の国語で習う漢字は全193字ありますが、漢字を覚えるのに苦労する子どもが少なくありません。
日本語の漢字ですら覚えるのが、たいへんです。

そんな全教科が難しくなるところに、600語の英単語と会話表現がプラスされます。
日本語とはまったく違う概念でできたABCの羅列を覚えていくのです。

遊びだった英語が勉強になった途端、多くの子どもが嫌だと感じてしまうかもしれません。
カタカナ英語で学習している限り、単語のスペルと発音のルールがよくつかめず、単語の暗記に苦労すると思います。
ようやく苦労して英単語を覚えても、学校の授業についていけず、英語そのものが嫌いな子どもも増えるでしょう。

中学校からの英語についていけない

従来、中学校の英語はアルファベットの発音と書き取りから始まっていました。
しかし、中学1,2年で学習するはずの単語と会話表現が、小学校ですでに学習したことになっています。
中学校の授業であらためて学習する時間はありません。

しかも! 中学校の英語も質量ともにハイレベルになっています!
単語の数は従来の約1200語から1600~1800語に激増。
およそ1.5倍の分量です。
文法も、高校生で習う現在完了進行形・原型不定詞・仮定法が中学3年で習うことに。
中学校の先生の頭も悩ませています。

高校入試の難易度アップは確実です。
東京都の高校入試では2022年度以降、スピーキングテストが計画されています。

小学校で英語に苦手意識を持つと、中学校以降は従来よりも厳しくなります。
できるかぎり、小学校の内容は小学生のうちにマスターしましょう。

学校外の学習が分かれ道に

このように学校で週2時間の授業のみでは、英語になじめない子どもの続出が予測されます。
学校の授業内容をカバーする仕組みが不可欠になります。

学校外の英語学習は、次の4パターンに分かれます。

  1. 英会話教室と学習塾
  2. オンライン英会話
  3. 家庭学習教材
  4. 携帯アプリ、youtube、書籍など

これらの学習ツールをうまく使いこなすには、保護者がどのくらい子どもの学習に関心があるか、がカギです。
英会話教室などは講師にまかせっきりにせず、子どもが習ったことを復習する習慣を身につけさせましょう。
オンライン英会話と家庭学習教材を組み合わせれば、月額5,000円以下の抑えることも可能です。

教育格差の拡大

もはや学校の授業だけで、英語学習をカバーすることはできません。
もちろん多くの学校の先生は激務のなか、子どもたちのために涙ぐましい努力をしています。
限られた時間なかで工夫を凝らし、授業や日々の事務仕事に追われています。
スケープゴートを見繕い責め立てても、何も進歩しません。

しかし、経済的余裕のある家庭とそうではない家庭との間で、教育格差の拡大が予想されます。
今後、英語の「読む、書く、聞く、話す」の4能力は、就職において必要最低限の能力になります
子どもと会話する時間が少ない家庭、習い事に行かせる余裕のない家庭もあきらめるしかないでしょうか。

いえ、あきらめるのはまだ早いです!
なるべくお金をかけず、英会話教室・学習塾以上の効果が期待できる対策をご紹介します!

家庭でできる対策

家庭での学習方法

家庭で英語学習するうえで、もっともダメな例を説明します。
それはー

  • ノートにひたすら英単語を書かせる。
  • 中学校で習うような文法を教える。
  • 子どもが嫌がっても課題をさせる。

これらを実践すれば、子どもは英語が嫌いになるでしょう。
英単語をノートに20回、30回と書かせても効果はあまりありません。
英単語のスペルと発音との関係性がつかめず、カタカナ英語のまま覚えてしまします
市販の英語ドリルをさせる場合も、ドリルの問題を解くだけに集中して、発音がおろそかに。

大人でさえ日本でふだん生活している限り、英語を耳にする機会はほとんどありません。
それは子どもも同じです。
しかし現在はほぼ無料でネイティブの話す音源を入手できます
おすすめの学習法はー

  • ネイティブの発音をくりかえし聞く。「聞く」
  • その音を真似て声に出す。「話す」
  • 絵本や教科書は大人の力を借りていっしょに読む。「読む」
  • 音を意識して単語や文を書いてみる。「書く」

目安として、「聞く」・「話す」がトレーニングが6割以上で、ノートの書き取り・ドリルが4割です。
「聞く」・「話す」が身についた後で、同じ内容をノートとドリルで復習するのが効果的!

この学習順序に沿って学んでいくことで、もっとも負担が少なく効果的に英語が自然と身につくでしょう。

小学生におすすめの無料英語アプリ

次に、無料でダウンロードできるアプリを紹介します。

子供向けの英語 English For Kids

子供向けの英語は、日常生活に関するイラストからネイティブ発音とスペルを学習できるアプリです。
Androidにのみ対応しています。
学習できることは、「聞く」・「書く」の2種類です。

デメリットは、2点あります。

  • クイズに間違っても、何を間違えたか復習できない。
  • 機能がシンプルすぎるゆえに、飽きてしまいやすい。
英語発音アプリ道場

英語発音アプリ道場は、短文の発音練習ができるアプリです。
英文とイラストが登場して、ネイティブ発音を聞き、その後端末に向かって発音をします。
自分の音声がネイティブ発音とどのくらい近いか、判定してくれるのです。

英文のレベルは、小学校から高校生レベルまであります。
学べる力は、「読む」、「聞く」、「話す」の3種類です。

ただし、iosのみに対応しています。

ABC Spelling-spell & phonics

 

ABC Spelling-spell & phonics は、英単語のスペルと発音のつながりが学べるアプリです。
英語圏の子どもたちが英単語を学ぶのと同じ方法で、学習できます。

学べる力は、「聞く」「書く」の2種類です。
英単語を覚えるのに慣れていない子どもにおすすめ。

android とios、両方に対応しています。

ABC Spelling- Spell & Phonics のandroid版ios版はここから

単語のネイティブ発音を調べる方法

たしかにアプリでも英単語と会話表現が学べますが、学習効果がうすいのが正直なところ。
しかも、今すぐ知りたい単語のネイティブ発音を簡単に見つけたいですよね。

こんな時に、おすすめなのがオンライン辞書です。

英語辞書アプリWeblio(ウェブリオ)

Weblioは日本のGRASグループが運営している辞書サイトです。
調べたい単語のスペルを入力すれば、その単語のネイティブ発音をすぐに再生できます。

インターネットだけでなく、androidとiPhone両方とも無料でダウンロードできます。

英語辞書アプリWeblioのandroid版ios版はここから
google翻訳

もっとも手軽で使いやすいのが、google翻訳です。
知りたい英単語だけでなく、会話表現の発音も調べることができます。
さらに音声入力を使えば、学習者の発音の正しさも一瞬で判明。

ただしgoogle翻訳は機械音声なので、やや不自然になりがちです。

google翻訳はここから

発音と英単語をむすぶフォニックス

フォニックス(phonics)とは、英単語上の文字と発音の規則性に着目して学ぶ学習法です。
たとえば、「a」は、エの口で強く発する「あ」の音とアルファベットのとおり発する「えい」の音があります。
「apple」の「a」、「bag」の「a」と、「cat」の「a」はいずれも強い「あ」の音です。
このような規則性を理解していけば、初めて見る単語でも発音が予測でき、スペルを覚えるのが非常に楽になります。

先にご紹介したアプリ「ABC spelling-spell & phonics」はまさにフォニックスに特化したアプリです。
小学生のうちにフォニックスを習得すれば、中学・高校以降の単語学習がスムーズに進みます。

youtube上では、A~ZまでABCフォニックスの歌集め、など小学生向けの動画がたくさんあります。
しかし、youtubeには子どもに見せたくない動画がたくさんあって不安、と思う保護者もいるのではないでしょうか。
そんなとき、youtube kids が便利です。
フィルタリング機能はもちろん、タイマー使って動画の見過ぎも制限できます。

 

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