中学地理、日本の気候区分の問題プリントです。
雨温図の見方がよくわからない人は、解説を見てください。
地理が苦手な中学生でもわかるように、問題プリントを公開しています。
この記事は解説を含みます。
扇状地と三角州がよく分からないひとは、こちら!
日本の気候区分
日本の気候区分は、主に6つに分かれます。
最もわかりやすいのが、南西諸島(沖縄など)と北海道です。
南西諸島(沖縄など) | 冬でも気温が15℃以上ある。グラフでは1月の気温に注目。 |
北海道(釧路など) | 冬の気温が―5℃以下になることも。グラフでは1月の気温に注目。 |
次にわかりやすいのが、日本海側と太平洋側です。
日本海側(金沢・新潟など) | 一年で冬の降水量が最も多い。グラフでは1月の降水量に注目。 |
太平洋側(名古屋・東京など) | 一年で冬の降水量が最も少ない。グラフでは1月の降水量に注目。 |
しかし、太平洋側と瀬戸内をグラフで区別するのが、難しいです。
気温のグラフは年間通してほぼ同じで、雨が多い時期もだいたい似ています。
グラフでは年間降水量の数字を比べてみてください。
瀬戸内(香川・岡山など) | 気温は似ているが、年間降水量が太平洋側より少ない。(1100㎜ぐらい) |
太平洋側 | 気温は似ているが、年間降水量が多い。(1500㎜以上) |
瀬戸内は冬の雨雲が中国山地にさえぎられ、夏の雨雲も四国山地にさえぎられやすいです。
このため、年間通じて雨が少なく、農業用のため池が多い特徴があります。
次に、中央高地と瀬戸内の違いを見てみましょう。
中央高地(長野・岐阜北部) | 年間降水量が少ないが、冬の寒さが厳しい。1月の気温に注目。 |
瀬戸内 | 年間降水量が少ないが、気温は太平洋側と変わらない。 |
中央高地も日本アルプスがあるため、瀬戸内よりも年間降水量が少ないこともあります。
夏の暑さは瀬戸内も中央高地も同じくらいですが、冬は中央高地が寒いです。
日本の気候区分の問題プリント
中学地理、日本の気候区分の問題プリントはこちらでダウンロードできます。
解答はこちらです。
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