【共通テスト】古文が苦手な高校生におすすめの参考書11選

古文が苦手な高校生 高校 国語

古文の勉強を始めたいけど、何から始めたらいいのかわからない。

古文は全然面白くないし、勉強の仕方もわからない。

文法や単語を覚えても、英語と違って将来役に立たない。

とはいっても、大学入試で避けて通れないのが古文ですよね。

そんな古文が苦手だと感じる高校生に始めやすい参考書を紹介します。

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古文が苦手な高校生のための勉強法

古文は英語よりやさしい外国語

平安から江戸時代までの書き言葉なので、現代にはない言葉もたくさんあります。

平安時代の貴族の風習も、現代の私たちとはずいぶん遠く、イメージがしづらいです。

ですから、古文読解には3つの基本が大事になります。

  • 古文常識
  • 古典文法
  • 古文単語

とはいっても、英語と比べたら勉強の負担はとても少ないです。

大学入試に必要な英単語は約5000語なのに対し、古文は約500語。

古文も日本語なので、英単語と比べたら理屈で理解しやすく、イメージしやすいです。

古典文法は現代語より複雑ですが、英文法ほど覚えることはありません。

高校の授業時間も限られているので、英語より難解な問題は少ないです。

ですので、勉強の仕方で得点を伸ばしやすいところでもあります。

古文常識と古文単語

古文単語と古文常識は、箸休め程度がおすすめです。

単語を何日も集中して500語覚えるより、勉強の合間に4ページずつ覚えていくほうが楽ですよね。

古文常識は、国語便覧やマンガで学べるものがあります。

古文常識は読解にか欠かせませんが、一気に覚えるより、休憩時間の読みものと見たほうがいいです。

「女房」ってどんな人? 「公達」て何? となったとき、辞書がわりに使う手も。

ちなみに、「女房」は貴族に仕える女性のことで、「公達(きんだち)」は貴族の子供のことです。

古典文法はゆっくりと

古典文法は、古文の内容、現代語訳、主語の把握、などに重要です。

順序としては、用言(動詞・形容詞など)、助動詞、敬語、助詞、見分け方、となります。

とくに助動詞は複雑ですが、大切なところなので、1日にテキスト1章分くらいのペースでやりましょう。

古文が苦手な高校生におすすめの参考書

おすすめの古文常識

古文常識は受験勉強の息抜き的な位置と考えてください。

これはまさに息抜きの代表格!

源氏物語に詳しくなれるかも。

こちらも息抜き用の読みものです。

イラストも豊富なので、古文読解の助けになるでしょう。

 

おすすめの古文単語

230語と少なめに感じるかもしれませんが、古文が苦手な人におすすめできます。

解説が丁寧でわかりやすく、イラストが豊富です。

闇雲に量を覚えるより、意味をしっかり理解して覚えたい人に向いています。

単語カードがついていますが、赤シートで隠すことができないのが欠点です。

古文単語を理屈抜きの語呂合わせで覚えてしまおう、という1冊です。

タイトルでわかるように565語の単語が収められています。

現代語と意味が離れすぎている古文単語は覚えづらいですよね。

やや無理のあるダジャレのほうが印象に残るでしょう。

古文単語ゴロゴはここをチェック!

こちらは、マドンナ古文単語とゴロゴのいいとこ取りをした1冊です。

解説が充実しているだけでなく、語呂合わせもついています!

難関大学志望にも適しているので、 1冊で十分すぎる内容です。

おすすめの古典文法

予備校の講義形式で、古典文法をわかりやすく解説した1冊です。

活用表と意味・例文があるだけのそっけない参考書にはない、シンプルかつ親しみやすさがあります。

「本書の利用法」を読んでから、ウォーミングアップ編を始めてください。

こちらも予備校形式の参考書です。

わかりやすいと評判ですが、おっさんのグダグダなしゃべりが煩わしいと感じる人にはおすすめできません。

こちらは対話形式で古典文法が説明されています。

lineやTwitterが好きな人には、なじみやすいかも。

できるだけ簡単な言葉を使っているので、わかりやすくはあるのですが、かえって正確さを欠くとの意見もあります。

しかし正しい言葉だけで説明されても、つまらなくて苦痛ですよね。

国文学や日本史を大学で専攻しない人には、これで十分と思います。

共通テスト対策へ

おすすめの古文読解

古典文法を一通り終わらせ、古文単語を半分以上覚えたら、古文読解を始めましょう。

文法と単語の基礎が出来ているだけでは、共通テストの古文を読むのは難しいです。

簡単な古文読解をするのをおすすめします。

古文が苦手な人向きの、古文読解のやり方をつかめます。

こちらは、十二単のイラストが印象的な古典文法の著者とおなじ岡本梨奈です。

受験対策に絞って解説がとても丁寧なので、繰り返しやってみる価値があります。

これらの参考書は解いて終わりではありません!

本文で自分のわからなかった単語・文法を必ずノートに書き出しましょう。

ノートにまとめておくと、あとで見返すことができます。

そうしてダメ押しに、本文を音読してみてください。

黙読では気づかなかった新しい発見があります。

共通テストの問題・マーク模試の勉強でも役立ちます。

他、マドンナ古文、望月光の古文教室(読解編)も、おすすめです。

共通テスト対策へ

高校生のみなさまは、数学や英語に時間がかかるので、なかなか古典だけに時間をさけないかもしれません。

最低限、古典文法を終わらせ、古文単語を半分まで覚えてから、古文読解をやってください。

古文は基礎知識がないと得点を取るのが難しい分野ですが、暗記に偏ると共通テスト本番で足元をすくわれてしまいます。

共通テストの古文は、センター試験から大きな変化はないものの、本文以外に別の古文を出して比較・考察させる問題が出てきています。

共通テスト対策には、問題の解き方が詳しく解説されているこちらがおすすめです。

内容は少し難しいかもしれませんが、共通テストで高得点を取るため、負荷が大きい問題に挑戦してみてください。

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