共通テストの倫理は、どんな勉強をしたらいいかわからない。
できればあまり時間をかけず、コスパ最強で高得点を取りたい。
そんな受験生のみなさまに、倫理の勉強法とおすすめの参考書を紹介します。
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共通テスト倫理の9割とる勉強法
共通テスト倫理の内容
2021年度に始まった共通テストの倫理ですが、問題作成が難航したと報じられました。
教科書の知識をもとに、思考力・判断力などを問う試験にしたかった模様。
2021年度に限れば、まだまだ基本知識をストレートに問う問題が多かったかなという印象です。
今後は設問どうしのつながりを持たせた問題が出る可能性もあります。
ざっくり出題内容は、哲学、宗教、思想、心理学の分野。
世界史や日本史とかぶる内容も多いですが、世界史選択者のほうがなじみやすいと思います。
志望する大学・学部の受けられる科目を確認して、決定しましょう。
- 教科書の知識をもとに思考力・判断力
- 設問どうしの関連性を持たせる
- 基本は人物の思想内容についての知識
倫理の勉強法
基本知識を問う問題が多かったのは、2021年度だけかもしれません。
各人物の思想について、教科書にある内容を理解しておく必要があります。
また各人物を比較したときの特徴・違いも重要です。
ですから、「一問一答」に頼ることは、おすすめしません。
- 各人物について思想の内容を理解する
- 問題を解いたら復習をする
- 解説をよく読む
倫理で9割とる参考書ルート
倫理の基本を整理する
倫理はたくさん 参考書や問題集を買う必要がありません。
これと教科書・資料集で、共通テストに十分対応できます。
ただし倫理に興味が持てない人には、難しいと感じるかもしれません。
山川からもつぎの問題集が出ています。
・用語集
用語の意味が知りたいときは、用語集が便利です。
教科書をかみ砕いた参考書
・人物
こちらは見開き2ページで、100人の思想を簡潔に説明した一冊です。
2021年度の共通テストでは、約84%の人物をカバーしています。
全体の流れが掴みにくいかもしれません。
・全体的な把握
全体的な内容を把握するには、こちらがおすすめです。
すべて読む必要はないと思いますが、問題集でいまいち理解できなかったとき読んでみましょう。
教科書・資料集で理解できる人は、改めて買わなくても大丈夫です。
共通テストの参考書・問題集
共通テスト対策におすすめです。
倫理の共通テスト対策問題集はあまり多くありませんが、選ぶポイントが2つあります。
- 問題数が多い
- 解説が充実している
倫理は政治・経済や現代社会と違い、問題が古いと使えない、なんてことはあまりありません。
5年以内の旧センター対策問題集でも有効です。
とはいえ、10年以上前の問題はさすがに現在の傾向とは異なります。
もっとも共通テストに近いのは、過去問です。
こちらは、過去問が充実しています。
過去問を解く際、正解しても解説をよく読んでください。
政治・経済は、こちらをご覧ください。