【2024年】共通テスト英語リーディングの全文和訳

共通テスト英語の日本語訳 英語

2024年の共通テスト英語(リーディング)は、過去一難しいと評判です。

全文日本語でも80分以内に解けないのでは?との声もあるほどです。

そこで筆者が自動翻訳なしで全文日本語に訳してみました。

日本語が分かる人なら、中学生でも80分以内に解くことができるか検証が可能です!

英語が全然頭に入らない高校生も、挑戦してみてください。

この記事は、広告を含みます。

共通テスト英語の全文和訳

2024年度リーディング全文和訳

全文和訳のプリントは、こちらでダウンロードできます。

なるべく共テの形式に近い形でページ数を節約しても、28ページです。

google先生やDeepL先生に頼らず、ニャマ先生が一週間がかりで訳しました。

2024年共通テスト英語の難易度

共通テストの難易度

2024年リーディングの難易度は、「田舎の高校生を本気で泣かす」レベルです。

かつて、センター試験(2020年まで)は約1年間の準備だけで、70点に届くことができました。

しかし、共通テストはそんな生温い勉強では全く歯が立たないくらい、激ムズ化しています!

できる限りの勉強をしても、30~40点くらいに終わってしまうのではないでしょうか。

東京周辺や関西などの都会は、自宅から通える私立大学がたくさんあるので、

早々に私立専願に戦略を変えることが可能です。

実際、共通テストに変わってから、受験者数が少子化と関係なく減少しています。

ところが、大学進学=親元を離れるような田舎では、国公立志向が根強いです。

大量の宿題と補習授業で、受験は団体戦だと言っているような高校からの進学は、かなり厳しくなるでしょう。

リーディングの難易度

共通テストの英語リーディングは、センター試験と比べて解きづらい問題が多いです。

センター試験の時代でも、80分以内で解き終わらない高校生はかなりいました。

それでも3か月くらい練習すれば、80分以内に解き終わることができました。

しかし、共通テストは3か月で何とかなるレベルではないです。

1年前までには、80分以内に解き終わる力をつけたいところです。

全文日本語にしたところ、次のことに気づきました。

  • 単語は派生語の知識までが必要
  • 本文を最後まで読み切る速読力が必要
  • 最近よく使われる単語が多い
  • 文の構造が複雑で、意味を誤解しやすい
  • 物語文は時系列が複雑化している
  • 文章、グラフ、メモと3か所見ないと正解できない

その他、後半になるほど負荷がかかり、配点も大きい、などがあります。

2024年共通テスト英語リーディングの解説

第1問から長文、選択肢あわせての単語をまとめました。

高校生がわからなそうな単語、熟語、会話表現を357語に絞っています。

単語帳のカバー率は次の通りです。

ターゲット1900(6訂版)210語(カバー率59%)うち派生語は36%
システム英単語(5訂版)231語(カバー率64%)うち派生語は51語

ターゲットは受験に特化して単語数をかなり絞っている印象を持ちました。

一方、システム英単語は高1レベルのやさしい単語も多いです。

システム英単語になくターゲットにある単語も20語くらいあります。

出題者はこうした点も考慮して、問題を作成しているでしょう。

要するに、単語帳1冊カンペキにするだけでは、解けないように出来ている、ということです。

こちらから単語をチェックできます。

 

共通テスト英語の対策

高1の共通テスト対策

共通テストの対策は、高1から始めることがおすすめです。

高1で始めることは、次のことがあります。

  1. 英検2級レベルの単語を覚える
  2. 英文法の基礎は一通りわかる
  3. 毎日英文を音読する
  4. 日本語でも文章読解力をつける

英文法は、このサイトに文型から無生物主語までの練習問題があります。

英文法は、無生物主語までの単元を指します。

無生物主語の英文も、2024年のリーディングに出てきました。

単語は英検2級程度を1月までにわかるようにしておきたいです。

また速読力やリスニング力をつけるため、短文の音読練習が効果があります。

比較的に高1レベルに向いているのが、「速読英単語(入門編)」などです。

アプリや二次元コードで簡単に音声を再生できる教材が増えてきています。

スマホで音声を聞きながら、音声と同じ速度で音読する練習を毎日してください。

さらに、最近の高校生に致命的な欠点が、「文章を理解する力」です。

日本語の文章でもいいので、本の内容をノート1枚にまとめる習慣をつけてください。

新聞のニュース、本の内容、など自分で考えて、箇条書きにします。

高2の共通テスト対策

高2では、次のことをやってください。

  1. ターゲットすべての単語を覚える
  2. 英文解釈ができる
  3. 共通テストレベルの長文が読めるようになる
  4. 長文の音読練習をする

「ターゲット1900」や「システム英単語」は、高2からがおすすめです。

中学生までに英検2級に合格できたなら、高1で始めても大丈夫だと思います。

当たり前ですが、音声を聞きながら音読練習を必ずしてください。

高2の1月で、共通テスト70点とるつもりで勉強してください。

英文解釈は、「英文読解をひとつひとつわかりやすく」→「入門英文問題精講」の順がおすすめです。

長文問題は、「The Rules 英語長文問題集」1,2から始めてください。

高2の3月までに、共通テストを解くための基礎が出来上がるようにしましょう。

高3の共通テスト対策

高3からは共通テストと二次試験対策がメインです。

  1. 単語は派生語や活用法を覚える
  2. 速読力をきたえる
  3. 速読英熟語を音読する
  4. 共通テスト形式の問題をできるだけ解く

共通テストには単語帳で見たことある単語の派生語や単語帳と異なる意味で出ることもあります。

第5,6問あたりで、文法も単語も知っているのに意味が分からない、とパニックになる恐れも。

単語帳は例文や派生語などを中心にもう一度、覚えてください。

長文速読のテクニックは、「ルールズ英語長文問題集1」と2で学習することができます。

「速読英熟語」の改訂版が2024年に出るので、これで熟語を覚えつつ、長文の音読練習をしてください。

共通テスト模試や過去問を解く前に、対策本「1か月で攻略!共通テスト英語リーディング」をはさむと効果が上がります。

 

 

 

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