2025年共通テスト英語リーディングを全文、筆者が日本語訳しました。
また本文中に出た英単語と熟語をリストをまとめ、
「ターゲット1900」など単語帳のカバー率も、筆者個人で集計しました。
高1,高2生向けに、共通テスト対策の勉強の仕方についても紹介します。
2024年共通テスト英語の全文訳は、こちら!
2025年共通テスト英語リーディング
共通テスト英語リーディングの日本語訳
2025年共通テスト英語リーディングの日本語訳はこちらです。
筆者が自動翻訳機を使わずに、自力ですべて翻訳しました。
まだ英文すべてを読めない高校生(中学生)も多いと思います。
問題の雰囲気に慣れるため、この日本語のまま80分測って解いてみることをお勧めします。
共通テストは英語力より、国語の読解のようなすばやい言語処理を問う試験です。
まずは日本語でもちゃんと解く力があるかを試してみましょう。
共通テスト英語の単語リスト
2025年共通テストの英単語・熟語をまとめたリストです。
単語がわかれば楽勝だと思う人は、この単語リストを片手に80分問題を解いてみてください。
基本的な文法がわかっていないと読めない英文が多いことに気づくでしょう。
共通テストは全部長文問題だから、文法は勉強しなくていい、は大間違いです。
共通テストでの単語帳カバー率
高校生がよく使う英単語帳の定番は、「ターゲット1900」と「システム英単語」ではないでしょうか?
他に、「速読英単語」、「ユメタン」、「データーベース」などのシリーズも有名です。
このような英単語帳で、2025年共通テストをどれくらいカバーできるか、疑問に思いますよね。
中学レベルを除いて、2025年共通テストの英単語・熟語は全418語ありました。
例えば、「ターゲット」を調べた結果、次のようになりました。
語数 | カバー率 | |
「ターゲット1900」 | 222/418 | 53% |
「ターゲット1400」 | 220/418 | 52% |
「ターゲット」両方 | 262/418 | 62% |
「ターゲット」の語数は、小さく書いてある派生語、巻末付録も含めています。
特に、大きな発見としては、「ターゲット1400」にしかない単語が意外と多いことです。
共通テストの第4問までは、「ターゲット1400」のカバー率が高いです。
高校入りたてや、高校英語が苦手な人は、「ターゲット1400」で勉強するのが効率がいいと思います。
ただし、「英単語ターゲット」シリーズの欠点も見えてきました。
- 英単語を最低限まで絞りすぎている
- 複数の意味がある単語に対処しづらい
- 教科書や文法書で定番の単語に弱い
2025年共通テストでは、「address」がさまざまな意味で登場していました。
名詞で「あいさつ」、動詞で「対処する、説明する」などです。
「ターゲット1400」に記載されても、1単語に1意味で丸暗記するだけでは難しかったでしょう。
多義語や教科書レベルを幅広くカバーするなら、「システム英単語」が向いています。
あるいは英単語帳に頼りすぎず、文法、英文解釈、長文問題もバランスよく勉強することがおすすめです。