英検2級は何問正解で合格か、ほとんどの受験者が気になっていますよね。
英検のCSEスコアという受験者が自己採点できない方式のため、毎回1問あたり何点か判断が難しいです。
とはいえ、過去の合格者データから、何問正解したら合格できるか予想できるかもしれません。
2025年のデータからあくまでおおよその推測であり、英検公式のデータではないので注意してください。
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*英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
*このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
英検®2級スコアの出し方
英検2級の合格スコアは固定
英検はどの級も毎回、従来型もS-CBTも含めて、問題数と合格スコアが固定されています。
英検2級の1次試験は、リーディング、リスニング、ライティング(各技能650点)で1/3ずつの配点です。
合否を決めるのは、毎回の採点結果から算出するCSEスコアです。
このCSEスコアは後で説明しますが、英検2級の1次試験は1950点中1520点以上で合格と決まっています。
| 一次試験 | リーディング | 語彙・文法 | 17 | 650 |
| 長文穴埋め | 6 | |||
| 長文選択 | 8 | |||
| 合計 | 31問 | |||
| ライティング(英作文) | 要約問題 | 16点 | 650 | |
| 80-100語の意見論述 | 16点 | |||
| 合計 | 32点 | |||
| リスニング | 会話の内容選択 | 15 | 650 | |
| 文の内容選択 | 15 | |||
| 合計 | 30問 | |||
| CSEスコア合計 | 1950(合格は1520点以上) | |||
英検2級スコアの出し方が複雑な理由
英検は学校のテストとちがい、CSEスコア(Common Scale for English)という謎の仕組みをとっています。
「全答案採点後に、Item Response Theory を用いてスコアを算出する」と公式サイトに書いてあります。
なんだかよくわからないですよね?
みなさんになじみのある、学校のテストと偏差値、それぞれには欠点があります。
学校のテストの欠点
- 受験者の能力が同じでも、問題の難易度で点数が変わる(正規分布の山の中心が左右にずれる)
- 問題の配点がちがうと、一部のエリートだけ高得点になる(ふたこぶラクダの分布)
- テスト間の得点が比較できない(60点から80点に上がっても、問題の難易度が下がっただけかも)
偏差値の欠点
偏差値は集団全体の平均的な能力に左右され、客観的な評価と言いづらいです。
偏差値は受験者全体の平均点から、自分の得点がどれくらい差があるかを示します。
たとえば、あなたが60点で他9人も60点の場合、あなたの偏差値は50です。
しかし、他9人が10点だった場合と、95点だった場合とでは、どうでしょうか?
| あなたが60点 | あなたが60点 | あなたが60点 |
| 他9人が60点 | 他9人が10点 | 他9人が95点 |
| 偏差値50 | 偏差値80 | 偏差値20 |
テストの難易度でなく、テストを受けた集団の能力によって偏差値は左右されます。
平均点が取れているから合格にしようという考えでは、公平にあなたの英語力は測定できないのです。
(従来型は毎回100万人以上が受験するので、集団の英語力が極端に偏るとは考えづらいですが…)
これらの欠点を克服するため、英検は「項目反応理論( Item Response Theory )」を導入しています。
- 受験者の能力とテスト問題の難易度と識別力を独立して評価
- 理論上、難しいテストを受けても易しいテストを受けても、推定される能力値は同じ
- 偶然正解してしまう確率も予測
正答数が同じであっても、問題の難易度と識別力によってCSEスコアが変化します。
識別力は、英検2級においてその実力がある人とそうでない人の差が、はっきり出やすい問題かを指します。
この問題の難易度と識別力は、全受験者の採点が終わってから、算出されるものです。
よって、全受験者の合格率、平均点、偏差値などは、CSEスコアと因果関係がうすいと言えます。
英検はCSEスコアを5級から1級まで英語力を客観的に評価できる物差にしようと目指しています。
大学入試では、英検の級よりもCSEスコアやCEFRレベルを重視している大学が多いです。
しかし、英検3級の単語が書けない受験生が、準1級でCSEスコア1907点を出す異常事態が起きています。
本来は3級の合格基準スコア1456点を超えるはずがないので、客観性として発展途上レベルといえます。
「項目反応理論」は1950年代にアメリカで生まれ、1969年全米学力調査(NAEP)で導入された仕組みです。
コンピュータが普及し、日本で偏差値という概念が受験界隈で普及した時期と重なります。
現在はTOEIC、ITパスポートなど資格試験のほかに、アンケートやマーケティングなどにも使われています。
英検®2級は何問正解で合格できるか
英検2級リーディングは何問正解で合格
CSEスコアは、1問ごとの配点ではなく、受験者の能力と問題の難易度・識別力の3点で決まると説明しました。
しかも1次試験は、リーディングにリスニングとライティングを加えた3技能の合計点です。
リーディングで何問正解したから合格できると思い込むのは、安易すぎると思います。
過去問を練習している人は、リスニングやライティングも同じくらい勉強してください。
S-CBTを受験する人は、面接練習もあわせて行う必要があります。
とはいえ、英検2級リーディングに限って、何問正解を目指したらいいか知りたい人も多いはずです。
全問題集に「2級の合格に必要な正答率は6割程度と予想される」と書いてあります。
具体的には、2025年第3回のリーディングで19問正解(525点)して合格した例が見られます。
しかしこの受験者さんも過去問は25問以上正解していたので、本番では下振れると注意すべきです。
語彙問題のなかでも、熟語は対策が後回しになりやすいです。
最低限、「でる順パス単」にある熟語を覚えておくようにしましょう。
単語は、「ターゲット」、「システム英単語」、「LEAP」で英検2級レベルはカバーできます。
目指すなら、リーディングは23/31問以上が無難です。
英検2級リスニングは何問正解で合格
リスニングは準2級と比べて、英文が長く、単語も難しくなります。
2025年3回に受験した例では、18問(497点)正解で合格しました。
問題集や過去問ではミスは3問程度だったので、本番で12問落としたのは予想外でした。
どうやら1問ごとに音声を止めて、選択肢を選ぶ時間を確保していたようです。
しかし「解答時間は10秒」と過去問・問題集に明記してあります!
リスニングも23問/30問以上正解を目指すことをお勧めします。
英語はカタカナ発音で音読もほとんどしない人には、過去問がきびしいかもしません。
形式はおなじだけど易しい問題から解きたい人は、「英検2級リスニング問題」
まとめると、1次試験の合格ラインはこちらです。
- リーディング 23/31問(6割は19問)
- リスニング 23/30問(6割は18問)
- ライティング 24/32点(6割は20点)
ライティングの対策はこちらをご覧ください。だれでも80語以上の英作文が書けます。
英検2級に100%合格するコツ
英検の受験料は2025年より100円値下がりしましたが、9,000円は安くないと感じますよね?
当サイトをご覧の方は、1回で合格したいと思っているはずです。
申し込みのタイミングを含めて、学習プランと立てるとこうなります。
- 「でる順パス単」で単語と熟語を覚える
- 要約問題と英作文が書けるようになる
- 「リスニング問題」を一周して模擬テストで6割とる
- 「過去6回全問題集」で1次試験6割とる
- 英検の受験を申し込む
- 本番まで過去問を解いて、ニガテをなくす
- 1次試験が終わってすぐ、面接の練習を始める
かなりの人が過去問を一度も解いたことないのに、受験申込をしていまっているのではないでしょうか。
このプランは、準2級に合格していることを前提にしています。
2級は高校卒業程度なので、高校レベルの単語・文法ができていないと合格は不可能です。
申し込みから試験本番まで、あまり時間がありません。
その間、定期テストや部活の試合などが重なって、気づいたら試験前日までノー勉なんてこともあります。
ひとりではモチベーションの維持が難しい人は、こちらがおすすめです。



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