将来の夢がない場合の文理選択!後悔した例を解説

文理選択 進路

将来の夢がないけど、文系・理系どっちに選択したらいいか分からない。

そんな高校生のために、職業やその後の人生が決まる大きな決断について、

文系理系それぞれの後悔した例をふくめて、リアルな部分を紹介します。

ちなみにニャマ先生は文系を選択して、後悔した気持ちも半分あります。

 

文理選択の100%後悔する選び方

文系・理系のダメな選び方

文理選択は、ガチで将来の80%が決まってしまう重大な決断です。

高校の先生はそこまで、真剣に時間をかけて説明してくれないのが残酷なところですよね。

まだ将来の夢がない、わくわくするような分野や職業がわからない高校生がほとんどでしょう。

よくやりがちな失敗例を紹介します。

 

  • 友達が理系(文系)に進むから
  • 数学が苦手だから文系
  • 国語が苦手だがら理系
  • 暗記が好きじゃないから理系
  • 勉強したくないから文系
  • 親が理系(文系)に行けと言ったから
  • 親に大学に行かせるお金はないと言われたから

 

これらがダメな理由は、「自分が満足できるか」という視点がないからです。

「将来の夢がない」高校生は、自分の人生に責任を持ちたくないと言っているようなものです。

要するに、一生親のすねをかじってニートでいいやと安易に考えています。

目の前の、部活や勉強もまじめに取り組んでいないのではないでしょうか?

と、ここまで言われて腹が立たないなら、今まで育ててくれた親やまわりの大人を本当に泣かせてしまいます。

育ててくれた人に、がっかりされる大人になりたいですか?

文理選択がポジティブである必要

文系・理系は将来を真剣に考えて、前向きな理由で選ぶべきです。

というのも、現在の自分の苦手教科は、自分の将来とまったく関係ありません。

将来のチャンスをつかめるのは、「今の自分をなんとか変えたい情熱や執念」を持っている人だけです。

これは、ガチ。

  • 数学ができずバカにされた悔しさで勉強した結果、数学者になった
  • 高校の国語が赤点すれすれだったが、国語学者になった
  • 英語より数学が得意だったが、英語を大学生に教えている…など

 

高校時代の得意・不得意と、将来の職業の専門性はほとんど関係ないのが明らかでしょう。

ちなみに、ニャマ先生は社会と理科が好きで、国語・数学・英語が微妙に足を引っ張っていました。

興味があったのは「歴史」だったから、大学・大学院で国語や漢文をかなり鍛えられました。

社会に出てからは、初見の地理や日本史を高校生に教えたり、逃げてきた英語を教えたりして、今に至ります。

小学校時代に20点30点取っていたのに、ニャマ先生は勉強を教える仕事をしているから不思議なものでしょ?

 

「自分の情熱・執念」×「社会が必要としているもの」=「現在の職業と収入」

 

「自分の情熱・執念」×「社会が必要としているもの」の結果が、「現在の職業と収入」に行き着くのです。

情熱・執念がゼロなら結果はゼロだから、ニートかクソつまらない人生だけになります。

 

文理選択のリアルな結果

理系はやめとけの理由

なんとなく理系に行って後悔する理由は、勉強量の多さです。

数学Ⅲ・C、物理・化学がとにかく難解で膨大で、受験直前でも教科書が終わらないという話があるくらいです。

さらに大学での勉強がもっと地獄だという声も多いです。

  • 理工学部系は実験に6時間以上かかる
  • そのレポートを10数枚書き、それが毎週ある
  • 勉強内容が難しい
  • 文系学部と比べて、単位が取りづらい
  • 試験には過去問の入手が不可欠(タテヨコの人間関係が大事)
  • 留年しやすい

医学部や薬学部は、2年連続で留年すると退学処分になるケースもあります。

自由時間が少ないとはいえ、バイトやサークル活動をすることも可能です。

このような厳しい環境を勝ち抜いた先に、大手メーカーの技術系総合職にありつくことができます。

将来の管理職候補です。

なんとなくの興味ではなく、「情熱と執念」を燃やし続けられるかが大事な理由が分かりますか?

文系はやめとけの理由

理系と比べて、高校の文系は勉強量が少ないです(違いは数Ⅲと物理・化学だけ)。

大学の授業も、理系と比べて文系のほうが負担らしい負担はないと言えます。

文系は一見すると、職業選択の幅が広いようですよね?

弁護士、公務員、教職、マスコミ、システムエンジニア、営業職、販売員、サービス業、看護師、保育士、管理栄養士、など

しかし、これらの職業は文系でないと就けない必然性がとぼしいです(理系からもなれます)。

つまり文系は大学卒業後に、苦労する傾向にあります。

 

  • 大学で学んだことは、直接社会であまり役に立たない
  • 文系大卒は高卒とあまり差がない
  • 就活が困難
  • 理系と比べて給与は少なめ
  • 構造的に賃金が上がりづらい長時間労働に就職しがち
  • ニートになるリスクが高い

 

まさに、童話の「アリとキリギリス」ですね。

「勉強したくない、数学が嫌い」という後ろ向きな理由で文系を選択すると後悔することになります。

先ほど述べたかけ算を思い出してください。

「自分の情熱と執念」×「社会が必要としているもの」=「現在の職業と収入」

文系は、「社会が必要としているもの」に入る数字が「1」未満です。

大人の世界は、学校のような守られた公平な世界とはかけ離れています。

生き馬の目を抜くとか、ゴリラの殴り合いとかに例えられるくらいです。

ただし、文系でもお金を合法的に稼ぐ手段はあります。

 

  • 体育会系で話し上手な陽キャ(営業職で重宝される)
  • 英語が話せる(英検1級、TOEIC900点以上)
  • 旧帝・一橋・早慶のような難関大学を卒業する
  • 税理士など難関資格を取って、人脈を作る…など

どれも「自分の情熱と執念」を注がないと達成できないことだと分かりますよね?

 

文系も理系もやめとけの理由

今は無気力な高校生が多いと感じます。

別にbe動詞も方程式もわからなくても、好きな大学を選ぶことができます。

他山の石(悪い見本)として、Fランク大学(定員以上の学生が集まらない大学)をあげましょう。

 

  • 将来の夢がない
  • 勉強は中学生レベルからわからない
  • バイトもサークル活動もしない
  • 努力の仕方がわからない
  • ただし4年間の授業料が約400万円
  • 就職はよくても離職率の高い企業(高卒でも可能)

 

さて、四年間ダラダラする時間もお金ももったいない、と感じますか?

何かしらの「情熱と執念」がなければ、親と同じかそれ以上の収入を得ることは難しいです。

興味がなくても社会に必要とされる専門的な資格をとって、高卒で就職するほうが合理的でしょう。

高卒でも理系大卒の平均を上回る収入を稼いでいる人もたくさんいます。

高校生には現実味がないかもしれませんが、高卒からチャンスを掴んだ例です。

やはり目標への「情熱と執念」がないと、人は前進しないのがわかるでしょう。

高校生には、こちらの本が役に立ちます。

 

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