英検®準2級面接で使える表現

英検準2級面接で使える表現 英検

英検準2級の二次試験(面接)では、日常生活などの質問に2文以上の英文で答えないといけません。

面接で落ちる人の大半は、この問題になんて答えたらいいかわからない、と思ったのではないでしょうか。

そこで、日常生活に関する質問の答え方について、使える表現を紹介します。

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英検®準2級面接で使える表現

英検準2級面接の問題形式

英検準2級の問題形式は次の通りです。

  1. 英文(パッセージ)の音読
  2. 英文についての質問
  3. イラストの質問(人物の行動を説明する)
  4. イラストの質問(ある人物がやりたいことと、できない理由)
  5. 日常生活の質問(Yes/No の後、理由を英文2つで答える)
  6. 日常生活の質問(賛成・反対の理由を英文2つで答える)

詳しい流れについては、こちらのページで紹介しています。

面接で使える表現

各質問について、気を付けるべき点と、使える表現を紹介します。

1,英文(パッセージ)の音読

音読については、発音の正しさや美しさにこだわる必要がありません。

むしろ気を付けるべき点は、この2点です。

  • ゆっくり、はっきりと大きな声で読む
  • 文を不自然なところで区切らずに読む

 

2,英文(パッセージ)についての質問

Why / How の疑問文で質問されることが多いです(例外もあります)。

質問:Why? ー 回答:Because ~.
質問:How? ー 回答:By doing~. / 主語・動詞の文

回答に近いところは、in this way や so などの後にあることが多いです。
ただし、文章中の英文をそのまま使わず、this やit がさす内容を具体的な単語に置き換えましょう。

 

3,イラストAの質問

イラストは2枚あります。
イラストAは5人ほどの人物が書かれています。

5人の人物の動作を、現在進行形( is doing )で答えます。
使う動詞や単語が、過去問と全く違うなんてことはありません。

 

4,イラストBの質問

イラストBの問題は、英文2つで因果関係を説明します。

・He can’t ~ because there are ~. (~だから彼は~できない。)
・She wants to do ~, but ~. (彼女は…したい。しかし~だ。)
・There is ~, so he does~. (~がある。だから彼は~する。)

回答はこの3パターンが多いです。
これらの表現が「すぐに」使えるように練習しておきましょう。

 

5・6,日常生活の質問

質問内容は、インターネット、ボランティア、環境、英語学習、ペット、などパターンが決まっています。
Yes / No の質問の後、英文2つで理由を答えます。

注意点は、「一般論で答える」ことです。

「Do you want to do volunteer work?」と尋ねられた場合、
「Yes. I went to the nursing home last Saturday. Old people enjoyed talking with us.」
など回答すると、質問内容とズレてします。

なので、個人的な体験や意見ではなく、だれでも当てはまる内容にします。
「Yes. We can learn about our community through volunteer work. For example, cleaning the river, visiting the nursing homes, and so on.」
主語は We や people などにすると、質問内容からズレることが避けられます。

・よい/わるいの言い方

Doing ~ is good for our health. (~することは健康によい。)
Doing ~ is bad for the environment. (~することは環境に悪い。)

for の後は、children, us, health, environment, など質問にあわせて変えることができます。
主語の Doing ~ は、質問文をそのまま使い回すことも可能です。

・具体例の出し方

We can do ~. Also, there are ~.(私たちは~することができます。また、~がたくさんあります。)
We can do A such as B, C, and D. (私たちはAできます。たとえば、B、C、やDです。)

具体例を出すとき、We can ~ や There are ~ の表現がもっと使いやすいです。
しかも、説得力が増します。
1文しか思いつかないとき、such as, for example, につづけて具体的なものを3つ並べると、2文くらい話した印象を残せます。

・使える接続詞

Also:また、So : だから、because :なぜなら

接続詞は、この3つが無難です。
but, however, などを使うと、話の趣旨がズレてしまうので、おすすめできません。

「More and more people join a lot of volunteer work. But I think it is a waste of time.」

・1文しか思いつかない場合

1文しか思いつかず、黙ってしまうと悪い印象を持たれてしまいます。

Well, Let me see. で間を持たせる。
Pardon? Could you say it again? と質問を繰り返してもらう。
このようにして、考える時間を作ることができます。

どうしても1文しか言えない場合は、That’s all. (以上です。)と言うしかありません。
3点以上の得点は出ないかもしれませんが、無言よりましです。

・0文も思いつかない

とことん悪あがきしたが、やはり質問が分からなかったり、答えが思いつかなったり、あるかもしれません。
できれば十分に練習して避けたいところですね。

本当にわからないときは、Sorry, I don’t know. と言って、次の問題に移りましょう。

 

面接の練習方法

以上、面接で使える表現を紹介しました。

しかし、この記事を流し読みするだけでは、本番で即答するのは難しいです。

はじめは回答をすべてノートに書いて、それから先生を相手に練習してください。

ノートに書かなくても回答が言えるようになれば、本番と同じ形式で練習しましょう。

過去6回全問題集」には全12回分の面接問題と解説がついています。

少なくとも12回分すべて声に出して面接練習をしてください。

過去問だけでは足りない人は、「英検準2級面接・攻略ポイント20」もおすすめです。

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