2024年度(5月以降の試験)から検定料の値上がりが、公式から発表されました。
学校・塾などの準会場で受験した場合、本会場より検定料が最大2,400円お得になることが知られています。
しかし、準会場の検定料をさらに割安にできる方法があります。
お財布に最大限さやしい方法で、英検に合格する方法をご紹介します。
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*英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
*このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
英検®の受験料を割安にする方法
英検®の受験料は高い
英検の受験料は、2023年度に一旦値下げしたものの、2024年度から値上げされます。
原因は次の5つです。
- スピーキングとライティングを導入したこと(2016年度)
- 会場費、人件費、育成費用、セキュリティー関連費用の増加(2019年度)
- コロナ禍で学校が借りられず民間の貸会議室が増え、感染防止策など費用増加(2021年度)
- 物価上昇による人件費、印刷・物流費などの増大(2024年度)
- 研究・開発など品質改善にかかわるコストの上昇(2024年度)
2021年8月には高校生を中心に「受験料引き下げ」のネット署名活動が開始しました。
【最新】2024年度の各級の検定料はこちらです。
試験会場 | 1級 | 準1級 | 2級 | 準2級 | 3級 | 4級 | 5級 | |
一次試験 | 二次試験 | |||||||
準会場 | 本会場 | 6,900 | 6,100 | 5,000 | 2,900 | 2,500 | ||
本会場 | 12,500 | 10,500 | 9,100 | 8,500 | 6,900 | 4,700 | 4,100 |
高校生の受検が多い2級・準2級は、準会場で受けるのがかなりお得なことがわかります。
準会場は、学校と塾が試験会場となります。
もし自分の通う学校・塾で英検が実施されない場合も、外部生として準会場に申し込むことが可能です。
ただし英検準1級は、本会場しか申し込めないので、注意しましょう。
ここから、準会場・本会場の検定料をさらに値下げする方法があります。
英検®の受験料を割安にする方法
お住いの市区町村によって、補助金を出してくれる場合があります。
自治体の補助金について、3例ご紹介します。
・京都市の補助金事業
対象者 | 京都市立中学校と市立高校の生徒の保護者 |
回数 | 毎年度第2回の検定 |
金額 | 1級:3,400円 準1級:2,900円 2級:1,600円 準2級:1,600円 |
・北斗市(北海道)の補助金事業
対象者 | 北斗市立小学校5年6年で5級4級を受検する児童 市立中学校に在籍し、3級を受検する生徒 |
回数 | 各年度1回のみ |
金額 | 1/2を負担 |
・嬬恋村(群馬県)の補助金事業
対象者 | 中学生 |
金額 | 年5,000円 |
自治体によっては、1/2から全額負担してくれるところがあります。
詳しくは、お住いの自治体のサイト等をチェックしてください。
しかし、気になるのは受験料だけではないですよね?
英検®の勉強をお得にする方法
1回で合格する方法
受験料以上にお財布に厳しいのが、英検対策の勉強にかかる費用です。
お子様には、できるだけ安い費用で合格してほしいですよね。
どんなレベルのお子様でも、たった1回の受検で合格できる方法があります。
それは次の方法です。
- 受検する級の時間・合格点を調べる
- 直近の過去問を試験時間に合わせて解く
- 添削の結果、合格ラインに届けば、受検を申し込む
とてもシンプルですね。
しかし、過去問を1度も解かずに受験を申し込む学生は、かなりいます!
各級の直近3回分の過去問は無料で公開されています。
英検の得点はCSEスコアという統計学的手法を用いるので、毎回配点は決まっていません。
ただし、「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能すべて配点は同じで、合格点も同じです。
2024年度(5月から)の各級の合格ラインの目安はご覧の通りです。
各級 | リーディング(読む) | リスニング(聞く) | 正答の割合 |
準1級 | 25/31問 | 23/29問 | 80% |
2級 | 25/31問 | 23~4/30問 | 78% |
準2級 | 22/29問 | 22/30問 | 73% |
3級 | 20/30問 | 20/30問 | 67% |
4級 | 22/35問 | 19/30問 | 62% |
5級 | 12~3/25問 | 12~3/25問 | 49% |
各級の過去問はこちらをご覧ください。
教材費をお得にする方法
さまざまな教材が市販されていますが、最低限に絞るとこの2つです!
- でる順パス単
- 過去6回全問題集
英検の各級は、問題形式に慣れることが最大のポイント。
ただ受験予定の級とお子様のレベルに差がある場合、問題を解く基礎的な英語力が足りていないと言えます。
基礎的な英語力には、語彙・文法・リスニング・長文・英作文・会話力が挙げられます。
とりわけ合格に最低限必要なのは、単語力です!
単語・熟語を制する者が、英検に合格する、といっても過言ではありません。
『でる順パス単』の単語は、すべての発音と意味を1個につき1秒以内で答えられるまで覚えさせてください。
・5級の『全問題集』と『でる順パス単』
・4級の『全問題集』と『でる順パス単』
・3級の『全問題集』と『でる順パス単』
・準2級の『全問題集』と『でる順パス単』
英作文と面接の対策
英検3級以上の受検者が、もっとも苦手な分野が英作文と面接です。
3級以上では、英作文だけで1次試験の1/3を占めます。
英作文と面接の対策については、当サイトで詳しく解説しています。
・3級の英作文
・準2級の英作文
・準2級英作文の練習問題
・2級の英作文
・2級英作文の練習問題
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