英検3級2次試験(面接)は合格率が高いとはいえ、落ちてしまう人も少なくないです。
試験内容が1次試験に合格した人にとって易しいとはいえ、答えられない質問もあるでしょう。
英検3級面接に落ちる原因を紹介し、答えられない質問があったとき対策について解説します。
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*英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
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英検®3級面接で落ちる原因
英検3級の面接で落ちてしまう原因は、こんなところではないでしょうか。
- 緊張して話せなくなる
- 黙ってしまって、質問に答えられなかった
- 質問に全く関係ない答えをした
- 練習不足
この原因と対策について見ていきましょう。
緊張して話せなくなる
日本語でも知らない人と話すのは、緊張します。
まして、英語で話すとなると余計に自信がなくなり、話せなくなってしまうかもしれません。
英検の2次試験は、高校受験や就職試験のような人柄や態度を見る試験ではありません。
英語で会話をする力だけを見ています。
自分がどんな声で話しているかは、録音や動画をとって見返してみましょう。
どれくらいの声量で話せば、聞き取りやすいか理解できるのではないでしょうか。
また吃音や場面緘黙症など人前で話すのが難しい人は、英検に問い合わせてください。
吃音に関しては診断書があれば、2次試験を筆談など配慮してくれる可能性があります。
その他、「英検S-CBT」ならパソコンに録音するだけなので、しゃべりやすいかもしれません。
英検S-CBTについては、こちらをご覧ください
質問に答えられなかった
質問にどう答えたらいいか、分からなくなって、試験に落ちてしまった人が多いのではないでしょうか。
そもそも面接でどんな問題が出るか、練習をほとんどしていないことが考えられます。
英検3級面接は毎回違う問題が出題されますが、試験形式は毎回同じです。
- カードの英文を音読する
- カードの英文についての質問
- カードのイラストについての質問2つ
- 受験者の日常的な事柄について質問2つ
試験内容の変更があるときは、必ず試験前に公式サイトから通知が出ます。
公式サイトでは、バーチャル二次試験が1回分公開されていますが、ご覧になっているでしょうか?
筆記試験の3回分の過去問は無料公開されていますが、面接問題はネットから無料で入手できません。
「過去6回全問題集」では、解答例も含めて12回分が収録されています。
最低でも「過去6回全問題集」にある12回分すべての問題は練習しておきましょう。
12回分でも不安な人は、「英検3級二次試験・面接対策予想問題集」もおすすめです。
質問に全く関係ない答えをした
自分は質問に答えたつもりでも、まったく関係ない答えをした可能性もあります。
面接は筆記試験とちがって、ひとりで練習ができません。
必ず、英語の先生や塾の先生と1対1で、入室から退出までのやり取りを練習する必要があります。
英語が得意な先生から、自分の答えが正しいかどうか確認してもらいましょう。
面接試験のやり方に慣れるのは、1次試験に合格した人でも6~10回以上の練習が必要です。
どうしても先生のスケジュールが合わない場合、オンライン英会話はいかがでしょうか?
- レッスン2回分が無料で受けられます
- 英検対策ができる外国人・日本人講師が多数
英検®3級質問に答えられないときの対策
筆記試験に合格できた人なら、面接試験に受かるだけの英語力をすでに持っています。
吃音や場面緘黙など、日常生活でも会話が難しい場合を除いては、練習不足による原因が大きいです。
なかには先生と何十回も練習したにもかかわらず、本番で緊張して答えられないケースもあるでしょう。
そんなときの対策を紹介します。
質問に答えられないときのごまかしかた
5問ある質問のうち、1問だけ答えられなかったのなら、まだ合格の可能性はあります。
ただし、まったく無反応で黙ってしまう最悪のケースだけは、避けたいところです。
アティチュード(態度)で減点されてしまう恐れもあるためです。
もし質問に答えられないとき、次のことはしてください。
- 「Could you say that again?」と聞き返す
- 「Well」、「Let me see.」と言って、考える時間を作る
- それでも分からなければ、「I’m sorry, I don’t know.」と言う
これを言うだけでも、面接官の印象が変わってきます。
緊張しやすく自信がない人ほど、最低この3つをすぐ言えるようにしておきましょう。
さまざまな先生と練習する
英検に何回も落ちたくらいでは、あなたの人生そのものは無傷です。
受験料が高いとはいえ、合格できればもうけもの、くらいの気楽な感じで臨むといいでしょう。
とは言え、見知らぬ大人と話すのは、学生や子供には怖いと感じることもわかります。
緊張しやすい人は、同じ先生ばかりと練習せず、さまざまな先生と練習することをお勧めします。
先生も日本人だけでなく、外国人や男性など、試してみると、失敗や恐怖心が少し薄まるでしょう。
英検の形式を熟知している外国人の先生もいます。
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