英検3級から2次試験(面接)が加わります。
試験はぜんぶ英語で行われるので、英語を話したことない人、緊張して話せない人には、少し大変ですよね。
入室から退室までの2次試験(面接)の流れと、合格するコツを解説します。
英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
英検®3級2次試験面接の流れ
英検®3級2次試験面接の流れ
面接は5分程度で終わる英会話能力の試験です。
1,受付
受付で「携帯電話収納ケース」と「面接カード」を受け取ります。
「面接カード」に必要事項(生年月日、名前、受験番号など)を書きます。
*保護者は面接カードの記入まで同伴できますが、試験中は控室で待機します。
2,入室前
係員の指示にしたがって、面接室前で待機します。
指示があれば、ドアをノックしてください。
面接委員(以下、め):Please come in. (お入りください)
聞こえたら、入室します。
3,入室(試験開始)
め:Hello. もしくは Good morning.
受験者(以下、じゅ):Hello. もしくは Good morning.
め:May I have your card, please? (面接カードをもらってもいいですか?)
じゅ:Here you are. (はいどうぞ)面接カードをわたす。
*部屋の中では、日本語を一切話さないでください。
4,着席
め:Please have a seat. (お座りください)この言葉があるまで、座らないでください。
じゅ:Thank you. と必ず言ってから、荷物を置いて座ってください。
5,名前・級の確認
め:My name is 面接委員の名前. May I have your name? (お名前をうかがってもよろしいですか。)
じゅ:My name is 受験者の名前.
め:How are you? (お元気ですか。/調子はいかがですか。)
じゅ:I’m fine. / I’m good. (元気です。)
め:OK. Mr. / Ms. 〇〇, this is third grade test, OK? (〇〇さん、こちらは3級のテストですが、大丈夫ですか)
じゅ:Yes.
6,問題カードをわたす
め:OK. Let’s start the test. This is your card. (わかりました。テストを始めましょう。こちらがあなたのカードです。)
じゅ:Thank you. 問題カードを受け取ったら必ず言いましょう。
7,英文の黙読
め:First, please read the passage silently for twenty seconds.
20秒間、英文を黙読します。
8,英文の音読
め:Now, please read it aloud. (では、声に出して読んでください。)
英文はゆっくりでいいので、大きな声ではっきりと読んでください。
言い間違いに気づいても直さず、最後まで読んでください。
9,英文の質問
め:What / When ~?
以下、5つの質問は「過去6回全問題集」に記載しています。
10、イラストの質問2題
What is he doing? など
11、受験者への質問2題
め:Now, Mr./Ms. 〇〇, please turn the card over. (では、○○さん、カードを裏返してください)
め:What kind of fruit do you like? など
12、問題カードを返す
め:OK. This is the end of test. (わかりました。これでテストを終わります。)
め:May I have your card back, please? (問題カードを返してください。)
じゅ:Here you are. と言う。
13、退室
め:You may go now. Good bye.(もう退室してもいいです。さようなら)
じゅ:Good bye. Have a nice day. (さようなら、よい一日を)
とあいさつをして、部屋を出ます。
英検®3級2次試験に合格のコツ
2次試験の合格率は90%以上と高いですが、落ちる人もいます。
何に気をつければいいか、合格のコツがこちらです。
- 大きな声ではっきり話す
- 答えが分からず、黙って固まらない
- 英語で会話をしたい意思を示す
普段から声が小さい人、古見硝子なみにコミュ障な人には、大変かもしれません。
そんなあがり症の人は、英検S-CBTを使ってみてはいかがでしょうか。
スピーキングはパソコンに録音するだけなので、緊張も少なくなります。
発音の下手さ、自分の声のコンプレックスなど、は気にせず、相手に伝わることが大事です。
また相手の質問が分からなかったり、答え方がわからなかったり、することもあります。
そんなときは、便利なフレーズを知っておきましょう。
便利なフレーズ
質問がわからないときは、
Pardon? / Could you say that again? と言いましょう。
質問1つに1回聞き返すだけなら、減点されません。
考える時間が欲しい時は、
Well, / Let me see. と言いましょう。
「えーっと」、「なんだっけ」、など普段のくちぐせを出さないよう気を付けてください。
答えを言い直したいときは、
Excuse me. と言ってから、別の答えを言いましょう。
本当に答えが分からないときは、
Sorry, I don’t know. と正直にいうほうがましです。
しかし、I don’t know. を2回以上使うと不合格になる確率が上がります。
できれば、すべての質問に答えられるようにしましょう。
なので、最低10回以上は面接練習をしてください。
落ちる原因の99%は練習不足と言っても過言ではないからです。
落ちるのが不安な人、一度落ちてしまった人は、こちらもご覧ください。
練習相手が欲しい人へ
2次試験の練習は、どうしても相手をしてくれる人がいないと難しいです。
放課後、昼休みに学校の先生をつかまえたり、英会話や塾の先生を相手にしたり、してみてください。
周りに練習相手になってくれる人がいないとき、オンライン英会話を活用してください。
・小学生から高校生の英会話に強い
また「スタディギア for EIKEN」は英検受験者なら無料で使うことができます。
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