【中1】英語4月 らくーに英単語を覚える方法

英単語を覚える方法 英語

英単語を覚えるのは、しんどいと思っていませんか?

学校では教えていませんが、英単語のスペルと発音の間には決まりがあります。

このページでは、この決まりから英単語を覚える方法を解説します。

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英単語のスペルと発音のルール

英語と日本語は音がちがう

英語がわからない最もシンプルな理由があります。

英語の音は、カタカナで表せない、ということです。

もちろん、ローマ字は日本語を「abc…」で表しただけなので、英語の音とはぜんぜん違います。

なので、英語の音を勉強しましょう。

英語の母音は2種類

母音(ぼいん)は「aiueo」の音のことです。

ぼくが中学生のころ、女性の胸を手で表現して恥をかいたクラスメートがいました。

日本語の母音「あいうえお」は1種類ですが、英語は母音が2種類あります。

  • アルファベット読みの母音(long vowels)
  • ローマ字ふう読みの母音(short vowels)

アルファベット読み(long vowels)は、Aは「エイ」、Iは「アイ」というふうに読みます。

例えばー

apron 

idol 

uniform 

key

open

という感じです。

もうひとつが、ローマ字ふうの読みかた(short vowels)です。
短母音ともいいます。
ただし、日本語の「あ、お、う」と英語の「a, o, u」はぜんぜん違います。

例えばー

ant, omelet, uncle,

これら[a][o][u]は、日本語のローマ字読みとは違いますね。

[a]はエの口でアと読みます。

apple, ant, album,

[o]はオの口でアと読みます。

omelet, orange, dog,

[u]はアと読みます。

bus, truck, bug,

「short vowels」をまとめると、こうなります。

Aエとアを同時に出す、最も強い音です。ェア”ー
Iイとよむ
Uアとよむ、日本語のアとほぼ同じです。
Eエとよむ
Oオの口でアとよむ、Uと間違えやすいです。

run(走る)とran(走った)のような、めんどうくさい違いがあります。

[w]はウ、[y]はイ、と母音のように使われる子音もあります。

「a, i, u, e, o」以外のアルファベットの音を子音(しいん)といいます。

英語の音節(syllable)

日本語は1音をひらがな、カタカナ1文字で表します。

アルファベット1文字ずつ「kア”」と読みませんよね?

「ka」は「カ」と、1かたまりで読みます。

英語にも音の1かたまりがあります。

それを、音節(syllable)と言います。

日本語は必ず、「子音」+「母音」のセットで出来ています。

しかし、英語は、「子音」+「母音」+「子音」のセットが1音節です。

  • 日本語の1音=「子音」+「母音」
  • 英語の1音=「子音」+「母音」+「子音」

歌ではよりはっきり、日本語と英語の音の違いがわかります。

  • 日本語:音階1つ=「き」([ki]=「子音」+「母音」)
  • 英語:音階1つ=[twin](「子音」+「母音」+「子音」

なので、英語の「dog」は1音なのに対し、日本語の「ドッグ」の3音と、まったく違います!

カタカナ英語にならないように気をつけましょう。

英語だけの音

日本語にはない英語だけの音も多いです。

C[k]と[s]の2種類 cake, city,

 

Gガ行の[g]とジの[i]をぬいた[j]の音 game, gym

 

F下唇をかむ [h]とはちがう hat, fat

V[f]のにごった音 [b]とはちがう vet, bed,

L舌を前歯にあてる ラ行とは違う lunch, light,

 

R舌がどこにもあたらない rope, right

Qほとんどの単語は[qu-]からはじまる quiz, queen,

 

X[ks]とよむ box

 

TH前歯と舌の間から息を出す math, bath,

TH[th]のにごった音 this, that,

ストレスとあいまい母音

その他、二重母音、連続子音などありますが、省略します。

英単語の音節の中で強調するところをアクセントといいますが、英語圏では[accent]は「なまり」という意味です。

例えばー

American accent (アメリカなまり)、British accent (イギリスなまり)

という感じです。

一般的には[stress]といいます。

学校の先生はアクセントというかもしれませんが、ストレスです。

母音をはっきり読むのはストレスのあるところだけで、残りの母音はほとんど発音しません。

例えばー

om-e-let

[omelet]の[e]はエと言わず、[schwa]あいまい母音になります。

あいまい母音は、[e]のひっくり返った[ə]で表されます。

このあいまい母音は、ほとんど発音しない音です。

次にストレスのかかる部分ですが、高く長めに発音します。

[omelet]の場合、[om]が高く長めに「アーム」、[let]が低く軽い感じに発音します。

英単語の覚え方

ここまで、英単語のスペルと発音の関係を説明しました。

例外はあるものの、多くの英単語はスペルと発音の間につながりがあります。

このつながりをフォニックス(phonics)といいます。

フォニックスを利用して、英単語を覚えてみましょう。

フォニックスについては、こちらをご覧ください。

フォニックスを使った覚え方

たとえば、[apple]という単語。

一見、A・P・P・L・Eとアプルにはつながりなさそうですよね。

  • [a]はshort vowelのエの口でアの音
  • [p]は[pp]とあってもパ行の[p]1つの音、「プ」から「ウ」を抜いてくださいね
  • [l]は舌先が前歯にあたります
  • [e]は読みません

[apple]のスペルと[apl]の発音との間に、だいたいのつながりが見えてきませんか。

発音と無関係にスペルだけを覚えるのは、労力が増えるだけです。
あとで、発音だけ練習しないといけなくなります。

[volleyball]のような、少し長い単語の場合もー

  • [v]は下唇をかむ音
    [o]はshort vowelのオの口でアの音
    [ll]の[l]は舌を前歯にあてる音
    [ey]は[e]のアルファベットよみ  例 money, monkeyのeyと同じ
    [b]はバ行の[b]
    [al]はオーと伸ばす音、allのalと同じ
    [l]は舌を前歯にあてる音

[volleyball]のスペルと[vɑːlibɔːl]の発音とのあいだにつながりがありますね。

[ey]と[al]は説明していませんでしたが、新しい英単語を覚えるとき、発音とスペルの間にどんなつながりがあるか、調べてもいいでしょう。

[volleyball]のストレスは[vol]の部分です。

[baseball][basketball]など球技は、さいごに[ball]がつくので、[volley]だけを先に覚えてもいいでしょう。

ちなみに[volley]は「一斉射撃」という意味です。一生使わない知識ですね。

英単語を覚える手順

おすすめの、覚え方はつぎのような感じです。

  1. ネイティブの発音を聞く
  2. 同じように音読する
  3. スペルと日本語の意味をノートに書く

多くの中学生は、3の練習だけしかしません。

ここまでの説明でわかるように、日本語と英語は音がぜんぜん違います。

だから、英単語が覚えられないのです。

練習の半分は、大きな声で音読をしましょう。

英語の勉強は、「音読半分、書く半分」です。

ネイティブの発音は、次のサイトで確認できます。

英単語を覚えるテキスト

この記事に関するテキストはつぎのところから、ダウンロードしてください。

7 grade how to learn English words easily 1

7grade how to learn English words easily2

 

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