【共通テスト】速読英熟語の使い方・レベルを解説!

速読英熟語の使い方 英語

2021年度から始まった大学入学共通テスト。

共通テスト対策の救世主として注目されるのが、『速読英熟語』です。

しかし、今の自分のレベルに合っているのか? と感じる高校生・受験生も多いのではないでしょうか。

そこで、『速読英熟語』の使い方・レベルについて解説します!

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速読英熟語の使い方

速読英熟語を使う目的

共通テストの特徴はー

  • リーディング:全問長文問題で、時間内に解くのが大変
  • リスニング:音声1回で大量に聞き取るのが大変

共通テストはたくさんある情報を素早く正確に処理する力が試されます。

単純な単語と文法の丸暗記では対処できない、厄介な問題ばかりです。

しかし、『速読英熟語』なら、リーディングとリスニングが同時に学べます。

  • 長文のレベルが、共通テストと同じくらい。
  • CDの速度は、共通テストとほぼ同じくらい。

こうした特徴から『速読英熟語』は、共通テスト対策にまさにうってつけです。

速読英熟語のレベル

とはいえ、『速読英熟語』はある程度の英語力がないと歯が立たないかもしれません。

早慶・旧帝大以上の難関大学を目指す人には、理解できて当然のレベルです。

どんなレベルの英文か、こちらをご覧ください。

以下の英文を何も調べないで英文を80%以上理解できるレベルの人は、すぐに始められます。

 Things are also different at work. People don’t wear the same clothes as they wear on weekdays; they dress themselves more casually. For instance, managers in the office may put on casual sports clothes instead of coats and ties. Some people put on blue jeans.
This trend toward “easy Fridays” is popular with employees who normally wear uniforms to work. In Los Angeles, for example, bus drivers are usually dressed in military-style jackets, hats and trousers. Recently, however, they have received permission to wear polo shirts and baseball caps on Fridays.

速読英熟語より

まだそのレベルに達していない人は、速読英熟語は難しい?をご覧ください。

速読英熟語の使い方

『速読英熟語』は、前述の英文が楽々と読めるレベルになってから始めます。

おすすめの使い方はこの順序です。

  1. 熟語を覚える
  2. 英文を読んで、構文や単語などをチェック
  3. CDを聞き、CDの音のとおりに音読できるまで繰り返す

3がいわゆるシャドーイングで、これに一番労力をかけて欲しいところです。

意味がよくわからない単語・語句などは、どうしても音読でも詰まってしまいます。

先に詰まるところをなくしておくと、CDの音もはっきり聞こえるでしょう。

CDが早すぎると感じるときは、再生速度を0.8倍速に落としたり、一文ごとに一時停止をしたりするのがおすすめです。

最終的にはCDと同じ速さで音読できるまで何回もやってください。

はじめはよく聞き取れなかったり、うまく音読ができなかったりするかもしれません。

しかし、毎日練習を続けることで、聞き取りも音読も向上します。

3日坊主になったり、途中でやめたりせずに、毎日30分でも続けましょう。

共通テストのリスニング対策はこちらをご覧ください。

速読英熟語のCDを買うべき?

速読英熟語を使いこなすには、別売りのCDが必要です。

ただ2,200円という価格は、高校生感覚では割高に思ってしまいますよね?

普段からスマホで音楽を聞いている人には、わざわざMP3に変換するが面倒ですね。

そんな人は、『英文で覚える英熟語ターゲットR』がおすすめです。

  • 『速読英熟語』より出版年が新しい
  • 音声はアプリで聞ける
  • 英文が80本と多く、価格が安い(1,320円)

速読英熟語は難しい?

とはいえ、『速読英熟語』のレベルは共通テストと同等なので、難しいと感じる人もいるでしょう。

レベルは高2の進学校で使う『CROWN』のような教科書と同じくらいです。

そんな人は、次のことしてください。

  1. 英文法を身に着ける
  2. 英単語を覚える
  3. 簡単な英文解釈ができる

英文法を身に着ける

長文読解には、英文法の理解が不可欠です。

多くは英語表現Ⅰ・Ⅱで学習する内容と同じですが、忘れてしまいますよね。

『エバーグリーン』・『デュアルスコープ』等の文法書にある例文が有効です。

ただ辞書のよう分厚いので、細かく読み込むより辞書のかわりで使いたいかもしれませんね。

そんな人は、手ごろな薄さで基礎がカバーできる問題集がおすすめです。

中学内容から高校英文法の基礎をコンパクトに身につけることができます。

英単語を覚える

英単語を覚えるのに有効なのが、『ターゲット1900』・『システム英単語』などの単語帳です。

 

最新の単語帳には、音声ダウンロードもセットになっています。

発音記号だけでは、いまいち音感がつかめないので、音声は必ず聞いてください。

繰り返しますが、読めない単語は聞こえないのです。

音声、スペル、日本語の意味、単語の使われ方、この4点をおぼえましょう。

ちなみに、携帯アプリ「mikan」・「ターゲットの友」は無料で使うことができます。

mikanでは、速読英単語シリーズの単語をすべて無料で学習できます

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簡単な英文解釈ができる

英文解釈は、長文を読む際、SVOCなど記号を書き、文章構造を理解することです。

英文の構造が理解できないと、左から右に流し読みで要点を理解することができません。

ましてリスニングになると、ゆっくり考える時間はゼロです。

共通テストのリスニング第4問以降は、一度つまづくと頭がパニックになってしまいます。

だから長い文章に読み慣れる練習が必要です。

次の3冊は難しい参考書ではないので、お好みの1冊をやってみてください。

タイミングは、英単語と英文法がある程度できてから、です!

 

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