リスニングが苦手な高校生のための速読英熟語の使い方

リスニングできない高校生 英語

英語学習において欠かせない分野が、リスニングです!

しかしリスニングが苦手という高校生は多いのではないでしょうか。

一向に聞き取れるようにならないし、何かの病気だとか、思い込んで諦めている人も。

原因はとてもシンプルです。

日本語をちゃんと聞き取れているなら、英語のリスニングも必ず上達します!

英語に自信がない大人の皆さまにも、ぜひ参考にしてください。

この記事は広告を含んでいます。

高校生のリスニングが苦手な原因

高校生のリスニングが苦手な原因はコレ!

そもそも、あなたは日常で英語をどのように勉強していますか。

英語の学習と言えば、単語の暗記や、英文法の暗記、定期テスト前のプリント・ワーク類のまる覚え、ですよね。

他には、英文解釈、長文読解、英作文などありますが、ほぼ暗記に偏ります。

声に出して音読していますか?

筆記用具や赤いシートを懸命に動かしても、口がまったく動いていなければ、覚えられるわけがありません。

原因は、圧倒的な音読不足です!

英語は音読!

英語は数学のような理論や公式を使って、正解を導くものではないですよね。

何度も反復練習をして、ある言葉が自然と口から出るようになればいいだけです。

それは「音を聞く」、「真似をする」の繰り返しです。

英語は静かに勉強していては、永遠に上達しません。

ボールを持たないサッカーチームが優勝でないのと同じです。

英語学習においてよく言われる言葉があります。

「発音できないものは、聞き取れない」

英語の音読は、サッカー選手にとってボールくらい重要なものです。

速読英熟語の使い方

速読英熟語のレベル

速読英熟語のレベルは、大学入学共通テストと同程度です。

共通テスト対策には役立ちますが、なかには難しいと感じる人もいるかもしれません。

何も調べずに約80%以上の速読英熟語の長文が理解できるくらいの人に向いています。

高校1年生くらいの人には、『速読英単語』(入門編)がおすすめです。

『速読英単語』(入門編)は音声ダウンロードがついているので、400ページ以上の分厚さのわりにお得感があります。

速読英熟語は中古より新品

 

速読英熟語は、別売りのCDとセットで使うことがおすすめ。

別売りCDは少し割高な感じがしますが、大学の受験料だけで3万円前後するのと比べたら、 かなりお得です。

中古のCDを探すとなかなか見つからなかったり、フリマサイトで定価よりも割高になったりします。

なので労力やお金などのコストを考えると、ネット通販で新品を購入したほうがお得です。

速読英熟語の使い方

速読英熟語は次の使い方がおすすめです。

  1. 熟語を先に覚える
  2. 長文の単語や構文をチェック
  3. CDを聞いて、シャドーイングをする

長文の中に意味の解らない単語や、構文などがあったら、音読の妨げになります。

長文の内容をすべて理解したうえで、CDを聞きましょう。

シャドーイングは、CDで聞こえた音のとおりに、音読をすることです。

最初は速いと感じたり、うまく音読できなかったりするかもしれません。

再生速度を0.8倍速に下げたり、1文ずつに区切ったりして工夫をしてください。

毎日練習を続ければ、CDの音がよりはっきり聞こえるようになります。

リスニングの勉強法

単語の正しい発音を知る

速読英熟語の他にも、リスニングの勉強法があります。

まずは単語ひとつひとつの正しい発音を覚えましょう。

発音記号も助けになりますが、覚えるのが大変ですし、なかなか音感を掴みにくいです。

『ターゲット1900』・『システム英単語』など単語帳の最新版は、音声ダウンロードがついています。

音声ダウンロードは必ず活用しましょう。

単語は次の4つのことを覚えてください。

  1. 発音
  2. スペル(完璧に書ける必要はありません)
  3. 意味
  4. 文中での使い方

この4つすべてがわかって、長文が読めるようになるのです。

その力は、リスニング、英作文にも生きてきます。

「mikan」では速読英単語シリーズの英単語を無料で学習することができます。

  • 英単語アプリ
  • ネット辞書

わからない単語を発音を調べるさい、ネット辞書が便利です。

Oxford Learner’s Dictionary はこちら!
Weblioはこちら!

速読英単語の使い方

単語はなるべく正しく発音できても、英文になると難しくなることありませんか。

音読練習用は、知らない英単語や英文法が少ないテキストがおすすめです。

それが、『速読英単語(中学版)』もしくは『速読英単語(入門編)』の2冊。

2冊とも音声を無料でダウンロードできます。

 

使い方はー

  1. 英文を読んで、わからないところを調べる
  2. 音声を聞いて、音読をする
  3. 音声と同じ速度でシャドーイングをする

という手順です。
はじめ、ナチュラルスピードについていけないかもしれません。

工夫の仕方は、次の2つです。

  • 1文ごとに区切って、シャドーイングをする。
  • 再生速度を下げて、シャドーイングをする。

これをナチュラルスピードで音読できるようにしてください。

もし何度音読しても詰まる箇所があれば、その部分の音声をよく聞いてみましょう。

あなたの発音との違いを見つけたら、リスニング力向上のチャンスです!

ネイティブのリズムや発音の仕方に気付いて、真似ることで英語力が向上します。

この練習は、高校1年生から毎日続けてください。

リスニングだけでなく、長文を速く読めるようになり、リーディングも向上します。

『速読英単語』はさまざまなシリーズがあるので、自分のレベルに合わせてちょうどいい1冊を選びましょう。

洋楽を歌う

『速読英単語』だけ毎日音読するのは、集中力が持たないかもしれません。

そんな場合、好きな洋楽を歌うことも、練習効果があります。

「リスニング 洋楽」と検索すれば、好きな曲が見つかるでしょう。

『速読英単語』の練習前に、1曲だけ練習すると、音読がやりやすくなります。

ただし、Eminem「Godzilla」のような曲はおすすめできません。

ネイティブでも歌える人は限られます。

2010年代の洋楽はこちらをチェックしてください。

YouGlishを使う

YouGlishはリスニングに最適のサイトです。

YouGlishの特徴は次のとおりです。

  • フレーズを検索して、動画を再生する
  • 英語字幕が表示される
  • 例文検索としても使える
  • アメリカ英語とイギリス英語の選択が可能
  • すべて無料

なので毎日何時間でも使い倒すことが可能です。

ただし辞書機能がないので、weblioなど他のサイトを駆使しながら活用してください。

その他、高校生におすすめのリスニング参考書はこちらをご覧ください。

 

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