2020年から始まった共通テストでは、リーディング100点、リスニング100点の割合に!
リスニングの重要度がますます高まっています。
しかし、リスニングって何を勉強したらいいのかわからない、と思っていませんか?
そこで、超シンプルなリスニングの勉強法を紹介します。
受験生だけでなく、高校1年生も中学生も必見です。
リスニングの超シンプルな勉強法
google翻訳を使い倒す
高校英語の最大の欠点は、英文法の丸暗記に集中しすぎることです。
英文法は難しいですし、単語の量も中学生とは比較にならないくらい増えます。
定期考査前の勉強は、教科書の熟語表現やワークを仕上げて、学校の先生が出しそうな問題をやりこむだけになっていませんか?
なかには、発音をよく知らないまま覚えてしまっている単語がたくさんあるでしょう。
手元に用意するのは、スマホ1台で十分です。
知らない単語、習ったばかりの文法表現は、google翻訳で発音を聞いてみましょう。
赤いシートで隠すよりも、ずっと頭に残ります!
特別なアプリをダウンロードする手間もお金もかかりません。
初めて見る英単語があれば、必ずgoogle翻訳で何回も聞く習慣をつけましょう。
ただしgoogle翻訳は機械音声なので、日本語で例えるなら「ゆっくりボイス」と同じです。
ウェブリオやoxford learner’s dictionary のほうがより自然な発音が聞けます。
YouGlishを使い倒す
リスニングの難しいところは、ネイティブの発音と日本人発音があまりに離れて過ぎている点です。
普段テストのための英語しかやっていない高校生が、リスニングを苦手と感じるはずです。
どんなに英語が得意な学校の先生でさえ、ネイティブと同じくらい自然な発音はできません。
しかも、共通テストではアメリカ英語だけでなく、イギリス英語も出題されました。
アメリカ英語とイギリス英語のちがいなんてよくわらないですよね。
そこでYouGlishというサイトを活用してください!
リスニングには最強かつシンプルなサイトです。
機能はyoutubeとほぼ同じで、聞きたい単語・表現を検索するだけで、何百、何千の動画を見ることができます。
YouGlishの特筆すべき機能は、つぎのものです。
- アメリカ英語とイギリス英語を選択できる
- 動画はすべて字幕付きで前後の文脈や場面・状況がわかる
- 音声読度を変えられる
- 5秒前に戻る
YouGlishもすべて無料で利用でき、アプリのダウンロードも不要です。
VoiceTubeも使う
VoiceTubeも無料で字幕付きの動画を再生するサイトです。
YouGlishとの違いは、辞書機能。
字幕中の英単語をタップするだけで、単語の意味が表示されます。
会員登録すれば、自分だけの英単語帳が簡単に作成可能です。
動画によっては、日本語字幕もあります。
ただし、VoiceTubeは、聞きたいフレーズをすぐ再生できません。
これは好みがわかれるところですね。
ニャマ先生はYouGlish派です。
リスニングのコツ
リスニングはYouGlishかVoiceTubeを使い倒せば、英語の語感に慣れてくると思います。
分からない単語、フレーズはメモをとって、調べておきましょう。
スキマ時間に単語を覚えるのと同じ感覚で、リスニングを毎日続けて欲しいですね。
ただ、ネイティブの会話は、中学生でもわかる単語しか使っていないのに、ほとんど聞き取れないと思っていませんか。
原因は、しゃべる速度が速いだけではありません。
次のようなことが考えられます。
- リンキングが多い
- リダクションがある
リンキングとは、単語どうしの音がくっつくことです。
do you を「ドゥー ユー」でなく、「デユー」と発音するような感じです。
What are you going to do? が、Whatcha gonna do?となる、などです。
リダクションは、音が脱落することです。
hisやherのhが抜ける、can’tのtが抜ける、など、があります。
日本人は単語ひとつひとつをはっきり一定のリズムで読みますが、ネイティブは特有のリズムで単語どうしをつなげて読みます。
とくにアメリカ英語は、リンキングとリダクションが非常に多いです。
youtubeの「ニック式英会話」「あいうえおフォニックス」「Yumi’s English boot camp」などの動画がわかりやすいです。
リスニングテストの音声の多くは、1語1語はっきり読むように作られています。
ただ、こうした知識のあるなしによって、聞こえ方が変わるでしょう。
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