英検3級を受験するに何も勉強していない人のために、ギリギリ合格点をとる方法を紹介します。
まずは英検3級の試験内容と合格点を知っているでしょうか?
この特徴を知れば、今からでもギリギリ合格点の可能性が高まります。
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*英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
*このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
英検®3級のギリギリ合格点
英検®3級ギリギリ合格点の絶対条件
英検の公式サイトによると、英検はすべての級でCSEスコアを導入しています。
満点と合格点は毎回同じですが、CSEスコアは試験の度に変化します。
英検3級の配点は次の通り。
技能 | リーディング | リスニング | ライティング | スピーキング |
問題数 | 30問 | 30問 | 2問(25点) | 6問(33点) |
配点 | 550 | 550 | 550 | 550 |
気になる合格点は、3級の1次試験が 1103/1650点(約67%)です。
英検3級の場合、1100点ではなく1103点というところがポイント。
リーディングとリスニングがノーミスでも、英作文が白紙なら不合格になります。
ライティング(英作文)が書けることが合格の絶対条件です!
英検®3級ライティングの合格点
英検3級のライティングは2問あり、合計25点です。
問題 | 語数 | 採点基準 | 合計 |
Eメール問題 | 15~25語 | 内容・語彙・文法(各0~3点) | 9点 |
意見論述問題 | 25~35語 | 構成・内容・語彙・文法(各0~4点) | 16点 |
合計25点がCSEスコアによって、550点満点で変換されます。
合計17/25点以上(67%)はとりたいところです。
英文が書けない(書いたことない)人は、こちらをご覧ください。
2次試験のギリギリ合格点
3級の2次試験は、英語で約5分の面接試験を行います。
問題数・配点・形式は次の通りです。
形式・課題 | 課題の具体的な内容 | 問題数 | 配点 |
音読 | 30語程度の英文を音読する | 1 | 5 |
英文について質問 | 英文の内容に関する質問に答える | 1 | 5 |
イラストについての質問 | イラストに関する質問に答える | 2 | 10 |
受験者自身に関する質問 | 日常生活の身近な事柄について質問に答える | 2 | 10 |
アティチュード | 3 |
2次試験の面接では、多少の間違いがあっても、積極的に英語でコミュニケーションをはかる姿勢・態度が重視されます。
合格点は353/550点で固定なので、21/33点以上が合格最低ラインになりそうです。
面接の準備を何もしていない人は、こちらをご覧ください。
英検®3級の合格率
英検3級の合格率は、2016年以降公表されていません。
2015年まで、1次試験は約50%、2次試験は約90%です。
英検は入試のように受験者をふるいにかける試験ではなく、一定の合格点に達していれば誰でも合格できます。
受験者全員の英語力の向上が目的としてあるからです。
ノー勉のままで合格できるのか自信がない人は、こちらをご覧ください。
英検®3級ギリギリ合格点に必要な勉強法
英検3級に1週間で何とかしたい人向け
何も準備していないが、とにかく時間がない人におすすめの本です。
本当は一次試験だけでも、これだけの準備が必要になります。
- 中学3年生程度の英語力
- 単語・熟語の知識
- 英作文が書ける力
- 過去問を解いて合格点にとどいている
- 苦手な問題を解く力
時間をかけられる人は、3か月から半年かけて準備するのがおすすめです。
この本は最新版のEメール問題にも対応しています。
英検®3級の単語・熟語をおぼえる
小学生も中学生以上の受験者も、単語・熟語の力がすべての土台となります。
最低『でる順パス単』にある単語・熟語は、覚えてください。
この1冊で、英検の問題を解くのに最低限の単語・熟語の知識を身につけることができます。
なかには、初めて見る単語や発音のわからない単語もあるかもしれません。
スマホアプリの「英語の友」は無料でダウンロードできるので、ぜひ使ってください。
『でる順パス単』の購入も忘れずにしましょう。
英検®3級の問題を理解する
英検3級の過去問をいきなり解くのは、難しいかもしれません。
そんな人は小学生向けのシリーズがおすすめ。
英語が苦手な中学生でもわかりやすいと好評です。
難しい文法表現はほとんど触れず、ライティングや2次試験の対策もできます。
過去問や予想問題ドリルよりも先に始めてみてください。
中学生以上の人はこちらのサイトもご覧ください。
過去問を解く
英検3級の過去問は、3回分が無料で公開されています。
公式サイトからチェックしてみてください。
小学生なら、『でる順パス単』と『ひとつひとつわかりやすく。』が半分以上進んだ頃がおすすめです。
中学生以上は、『でる順パス単』と中3までの文法内容をある程度進んだ頃に挑戦してください。
現在の実力で合格目標にとどきそうか、手ごたえを確かめてみましょう。
過去問で合格点にとどく手ごたえを感じられたら、初めて英検3級を受験してみてください。
まだまだの人は、『でる順パス単』と『ひとつひとつわかりやすく。』を続けて、英語力をつけてから過去問に挑戦してみましょう。
過去問で慣れる
英検の公式サイトにある過去問は、残念ながら詳しい解説がありません。
英検3級1次試験の遅くとも1か月前から『全問題集』を始めてください。
1次試験と2次試験あわせて全6回分の内容を学習することができます。
この1冊にある問題で、ほとんどの過去問対策ができます。
この問題を何回解いても合格点にとどかない場合、各技能ごとの対策が必要となります。
ライティングの対策
最新版のEメール問題に対応した本があります。
ライティングで自分で書いた答えは、必ず学校の先生や塾の先生にチェックしてもらいましょう。
また僕も英検3級のライティングについてまとめているので、こちらもご覧ください。
リスニング対策
リスニングは問題を1回解いて終わり、にするのはもったいないです。
得点を伸ばすコツは、音声が流れる前に問題文とイラストを先に見て、内容を予想する、というもの。
音声が流れてから、問題を見ると慌ててしまって、音声の内容を忘れてしまうこともあります。
先に設問の英文とイラストを見ておくことで、そのような失敗を防ぐことができるでしょう。
しかし。
普段の勉強で、もっとやって欲しいことがあります。
それは、音声で聞こえたとおりに、声に出して読んでみる、ことです。
過去問1回分で30問もあるので、30回以上音読ができますね。
はじめはCDや音声のようなかっこいい発音ができないかもしれません。
毎日練習すれば、耳が英語の音に慣れてきて、リスニングが得意になります。
ライティング、リスニング、スピーキング対策は、ひとりでやるのには限界があります。
英検対策には、ハッチリンクジュニア