「夏を制する者は受験を制す」というくらい、受験生にとって最も重要な夏休みを迎えました。
夏休みにちゃんと勉強できたかどうかが、志望校の合否かかってきます。
毎日補習がある人も、この記事を参考に悔いの残らないよう夏休みを最大限有効活用してください。
夏休みの勉強法
志望校の過去問を解く
勉強の計画を立てる前に、志望校の入試問題を解いてみてください。
目的は現在の実力を知り、目標得点までに必要なことを知るのが目的です。
共通テストの過去問1年分もやってみてください。
例えば、英語の長文問題が解けない理由を考えてみましょう。
原因 | 対策 |
知らない単語が多すぎ | 単語帳を毎日勉強して2周以上やり込む |
何となくわかるが、和訳がちゃんとできない | 英文解釈、単語帳の例文を和訳 構文・文法の本を1冊完成させる 熟語を覚える |
読むのに時間がかかる | 長文練習の数をこなして、読み方に慣れる 自分のレベルに合った長文問題集を1冊やりきる |
解説を読んでも、回答を自力で書ける気がしない | すべてにおいて基礎が身についていない状態です 単語帳と文法書を仕上げて、長文問題集をやりましょう |
夏休みは基礎固めを重視
入試問題を解くために、必要な基礎を固められるのは、夏休みの他ありません。
2学期からは、入試対策に演習問題をたくさん解いて、11月末から共通テスト過去問が中心になるからです。
模試の結果などから目標得点にとどいていない科目は、教科書の単元など復習に時間をかけましょう。
とくに大量の暗記系は、夏休みに終わらせるのがベストです。
・国語(古文)の参考書ルート
・現代文の参考書ルート
・日本史の参考書ルート
・世界史の参考書ルート
・政経の参考書ルート
参考書ルートの注意点
参考書・問題集に関しては、さまざまなサイトやyotubeで解説がされています。
たくさん買い込んで、参考書マニアになるのはおすすめしません。
コレ!と決めた参考書・問題集1冊は、夏休み中に最後までやり切ってください!
まだ基礎が固まっていない人は、人気があるや友達が使っているなどの理由で参考書を選ばないでください。
あなたのレベルに合っていな可能性があります!
基礎が出来ていない人は、やさしい問題集や参考書から勉強を始めてください。
基礎は簡単な問題をたくさん解いて、反復練習をすれば自然と身に付きます。
- 参考書・問題集は1冊をやりきる
- 基礎が固まっていない人は、やさしい問題を大量に解く
夏休みの勉強計画
勉強計画の注意点
現在の自分の弱点がわかり、参考書が決まったら、勉強計画を立てましょう。
勉強計画の注意点はこちらです。
- 学校の補習、塾の夏期講習など予定に組み込んでおく
- 1週間を目安に予定を立てる
- 3月に泣かないため、サボる日は1日もない
- 睡眠時間は最低6時間以上とり、運動も適度にする
基本的には定期テスト1週間前の勉強法と変わりません。
ただし長期戦になるので、健康を崩すと元も子もないです。
体調管理は十分気を付けてください。
勉強計画の立て方
勉強計画の立て方は、他の学年とほぼ同じです。
- 一週間でやるべきことを書き出す
- それを1日ごとに振り分ける
- 毎日「できたこと」と「できなかったこと」を反省する
- 反省をふまえ、次の一週間の計画を立てる
受験生ならではの悩みとしては、勉強を続けてもなかなか成績が上がらないという不安です。
勉強を続けているのに、模試の成績が下がるなんてこともまれにあります。
そこで焦って、新しい参考書に手を出すような暴挙は止めてください。
勉強を始めてから、結果が出るまでに3か月から半年のタイムラグがどうしてもあるからです!
成績が悪くても、それは3か月前のあなたの力を反映したものと考えましょう。
とにかく、迷いや不安があっても、やるべきことをコツコツと続けていくのが最大の近道です。
1日のスケジュールの立て方
1日10時間以上の勉強を毎日続けるコツを紹介します。
- 規則正しい生活を続ける
- 2~3時間勉強の後、30分休む
- 1日の勉強内容は3種類~5種類まで
これまで1日に10時間以上も勉強したことない人には、大変かもしれません。
テスト前の一夜漬けのような状態を40日間続けると、体を壊しますよね。
なのでタイムスケジュールの1例を紹介します。
7:00 | 起床、朝食、運動 |
8:00ー11:00 | 昨日覚えたことの復習、数学など頭を使う教科 |
11:00-11:30 | 小休憩 |
11:30‐13:30 | 数学などの続き |
13:30‐14:00 | 昼食 |
14:00‐16:00 | 英語など文章系 |
16:00‐16:30 | 小休憩 |
16:30‐19:30 | 理科・社会 |
19:30‐20:30 | 夕食、風呂、運動 |
20:30‐24:00 | 暗記系(単語、歴史など) |
このような感じに振り分ければ、10時間以上勉強時間を確保することができます。
勉強していて不安になった場合
それでも勉強を続けて、不安になることはあります。
あまりにも程遠い道のりに感じてしまうでしょう。
しかし、歩みを止めず毎日一歩ずつ進めば、必ずゴールにたどり着きます。
「千里の道も一歩から」です。
自分の勉強法が合っているのかどうか、プロに相談してみましょう。
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